データム参照フレーム(DRF)内で参照されている各データム フィーチャが、データム参照フレームの並進または回転自由度(DOF)を 1 つまたは複数拘束しています。
軸または平面のデータム フィーチャは、拘束するどの並進自由度とも直交しているのが理想的です。その角度が大きすぎたり小さすぎると、データム参照フレームの繰り返しが悪くなります。このメッセージは、角度が 150 度より大きいか 30 度より小さい場合に表示されます。
次の図は 2 つの類似した例を示しています。データム参照フレーム A|B のデータム フィーチャ B は、データム参照フレームの X 軸に沿ってパーツの移動を拘束しています。
左の例では、データム フィーチャ B とデータム参照フレームの X 軸との間の角度は 85 度です。この角度が 90 度を離れるにつれて、データム参照フレームの繰り返しが悪くなります。
右の例では、データム フィーチャ B とデータム参照フレームの X 軸との間の角度は 25 度です。この例では、このアドバイザ メッセージに関連しているテストが失敗します。
平面のデータム フィーチャは、拘束するどの回転自由度の回転軸とも平行になっているのが理想的です。その角度が 90 度に近づくと、データム参照フレームの繰り返しが悪くなります。このアドバイザ メッセージは、角度が 60 度より大きい場合に表示されます。
次の図は 2 つの類似した例を示しています。データム参照フレーム A|B|C のデータム フィーチャ C は、データム A の軸を中心とするパーツの回転を拘束しています。
左の例では、データム フィーチャ B とデータム A のデータム参照フレームの回転軸とが平行になっています。軸 A とデータム フィーチャ C との間の角度が 90 度に近づくにつれて、データム参照フレームの繰り返しが悪くなります。
右の例では、データム フィーチャ C と A の回転軸との間の角度は 65 度です。この条件では、このアドバイザ メッセージに関連しているテストが失敗します。