オプションの羅針盤は ViewCube の下に表示されます。モデルの北が定義されている方向を示します。
ビューが変更されると、モデルの現在の視点に関する視覚的なフィードバックを示すため、ViewCube の位置が変更されます。
モデルのビューをコントロールするには、次の操作を行います。
- ViewCube をドラッグまたはクリックします。
- 使用可能なプリセット ビューのいずれかに切り替えます。
- 現在のビューを回転します。
- ホーム ビューに変更します。
ViewCube または羅針盤をクリックしてモデルの向きを変更すると、最後に選択したオブジェクトの中心にある点を中心にモデルが回転します。
ViewCube の外観
ViewCube は、非アクティブまたはアクティブな状態のどちらかで表示されます。アクティブでない場合は、既定では部分的に半透明になります。アクティブな場合は不透明で、モデルの現在のビューにあるオブジェクトの表示が隠れる場合があります。
ViewCube の非アクティブ時の透過性レベルと、次の項目をコントロールできます。
- [サイズ]
- [位置]
- [既定の方向]
- [羅針盤の表示]
パース ビューと直交投影ビュー
ViewCube では、次の 2 種類のビューの投影がサポートされています。
パース投影ビューは、理論上のカメラの位置およびターゲット ポイントに従って計算されます。カメラとターゲット ポイントの距離が短くなると、パース投影の影響による歪みが大きくなります。距離が長くなると、モデルへの歪みの効果が少なくなります。
直交投影ビューでは、モデルのすべての点が画面と直交して投影されます。
次の図は、同じモデルを同じ方向から異なる投影図法で表示したものです。
[直交面でパース投影]: モデルのビューが変更されると、ビューが更新されます。ViewCube の現在の投影モードが[直交面でパース投影]に設定されていない限り、直前の投影モードが使用されます。その場合、平面図、下面図、正面図、背面図、左側面図、または右側面図で表示しない限り、すべてのビューがパース投影で表示されます。
[現在の選択で固定]オプション
ViewCube メニューの[現在の選択で固定]を選択すると、ViewCube で選択した 1 つまたは複数のオブジェクトにロックされます。この場合、選択したオブジェクトに基づいて、現在のビューの中心、およびビューの中心からの距離が定義されます。
[現在の選択で固定]を選択した場合:
- オブジェクトの選択および選択解除を行っても、ViewCube によるビューの方向の変更時に、ビューの中心および中心からの距離は変化しません。
- 範囲へのズームをオーバーライドします。ViewCube の設定に関係なく、範囲へのズームは行われません。