金型設計のファイル構造

Mold Design アセンブリには、通常、カスタマイズ可能な標準コンポーネントやその他のコンポーネントが含まれています。

次の図は、ローカル ディスクのファイル構造を簡略化して示しています。太字の分岐は、単一のファイルを含むローカル ディスクのフォルダを示します。通常の分岐は単一のファイルを示します。

Mold Design アプリケーションで作成されロードされたファイルは、Mold Design 最上位フォルダの中に集められます。標準コンポーネントは、個別のフォルダでタイプごとに並べ替えられます。また、コンポーネントの最上位フォルダの下に、ベンダーとタイプを示すフォルダが存在します。

[Mold Design_Mold Base]フォルダは、モールド ベースの最上位フォルダです。例えば、[FUTABA_SA-S1][Mold Design_Mold Base]フォルダの下にあるサブフォルダで、フォルダ名はロードされたモールド ベースのベンダーが「FUTABA」、タイプが「SA-S1」であることを表します。FUTABA_SA_S1 フォルダには、モールド ベース アセンブリ ファイルとそのコンポーネントが含まれます。

エジェクタは特殊なケースです。<ベンダー>_<タイプ>フォルダの下にある別のフォルダはグループ フォルダです。Mold Design アプリケーションではエジェクタがグループごとに配置されるためです。グループの名前は次のように付けられます。

<プラスチック成形品>_Ejector Pin Group + 付加番号

ローカル ファイル構造を伴った[モデル]ブラウザの簡略図を次に示すので比較してください。通常の分岐は、[モデル]ブラウザの成形品を示します。太字の分岐は、[モデル]ブラウザのアセンブリを示します。