[皿ばねジェネレータ]ダイアログ ボックス - [計算]タブ

皿ばねの計算に使用するパラメータを設定します。[設計]タブの選択内容に基づいてデータを計算できます。

アクセス:

リボン: [設計]タブ [ばね]パネル [皿ばね] の順にクリックし、[計算]タブをクリックします。

[強度計算の種類]

プルダウン リストから、強度計算の種類を選択します。[設計]タブで単独のばねとばねのセットのどちらを選択したかによって、表示されるオプションは異なります。[設計]タブで[ばねのセット]オプションのオン/オフを切り替えることで、表示されるオプションを確認できます。

[1 つのばねに対する力の計算]

単独のばねを選択した場合にのみ表示されます。指定ばねたわみに対するばね力を計算します。

[ばねたわみの計算]

単独のばねを選択した場合にのみ表示されます。指定荷重力に対するばねたわみを計算します。

[指定した荷重力に対するセットの設計]

ばねのセットを選択した場合にのみ表示されます。指定荷重力に対するばねたわみを計算します。

[指定したストロークに対するセットの設計]

ばねのセットを選択した場合にのみ表示されます。指定セット ストロークに対するばねセットを計算します。

[セットたわみの計算]

ばねのセットを選択した場合にのみ表示されます。指定荷重力に対するばねセットたわみを計算します。

[1 つのばねセットに対する力の計算]

ばねのセットを選択した場合にのみ表示されます。指定セットたわみに対するばねセット力を計算します。

[ばねの選択]

[設計]タブで[ばねのセット]チェック ボックスをオンにした場合にのみ、ばねを選択するときのオプションが有効になります。

[ばねの手動選択]

ばねの種類と寸法を手動で指定します。

[荷重]

ばねの荷重力の値を入力します。

寸法

ばねの寸法を入力します。

[座金のたわみ]

このオプションは、単独のばねを選択した場合にのみ表示されます([設計]タブの[ばねのセット]ボックスがオフになっている場合)。ばね軸に作用し、ばねを縮ませます。

[許容セット ストローク]

ばねのセットでのみ使用可能なオプション([設計]タブの[ばねのセット]ボックスがオンになっている場合)。許容セット ストロークの値を入力します。

[セットの合計たわみ]

ばねのセットでのみ使用可能なオプション([設計]タブの[ばねのセット]ボックスがオンになっている場合)。

[許容ばねたわみ]

1 つのばねのたわみとばねの高さの比。 をクリックして、ばねたわみの推奨値の範囲を表示するダイアログ ボックスを開きます。

[寸法]フィールド

プルダウン リストから、皿ばねの寸法を選択します(外径 x 内径 x 幅 x 高さ)。

[皿座金の材料]

ばねの材料とプロパティを選択します。 をクリックすると[材料データベース]が開くので、ここで適切な材料を選択できます。

警告: 材料の強度パラメータは実験的に求められたもので、同種のいくつかの材料について求めたパラメータの最小値になっています。ここで求められた値は、特定の材料の計測によって求められた値に近いものの、最終的な計算の場合は、製造者の材料シートや仕様書に基づいて材料のパラメータを使用することをお勧めします。

材料

材料値を入力して指定するか、材料データベースから選択します。

 

材料データベースから材料を選択した場合は、それらの値が次の編集フィールドに自動的に挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、このチェック ボックスをオフにします。

[弾性係数]

ばねの材料の弾性係数を入力します。

[ポアソン比]

ばねの材料のポアソン比の値を入力します。

(詳細)

ばねの計算の追加オプションが表示されます。[その他のオプション]を表示するには、[計算]タブの右下にある [>>]をクリックします。

[セットのパラメータ]

次のオプションは、[設計]タブの[ばねのセット]ボックスをオンにし、[強度計算の種類]領域でプルダウン リストから[指定したストロークに対するセットの設計]または[指定した荷重力に対するセットの設計]オプションを選択した場合にのみ使用可能になります。

   

[セットの高さは制限なし]

高さの制限のないばねのセットを設計します。

[無荷重時の最小高さを指定]

設計されたばねのセットについて、荷重なしセットの最小高さを指定します。

[無荷重時の最大高さを指定]

設計されたばねのセットについて、荷重なしセットの最大高さを指定します。

[セット高さの許容範囲を指定]

設計されたばねのセットについて、荷重なしセットの高さの許容範囲を指定します。

[ばねのパラメータ]

次のオプションは、[設計]タブの[ばねのセット]ボックスをオンにし、[強度計算の種類]領域でプルダウン リストから[指定したストロークに対するセットの設計]または[指定した荷重力に対するセットの設計]オプションを選択し、[計算]タブの[ばねの選択]領域で[自動選択]オプションを選択した場合にのみ使用可能になります。

[ばねの寸法は制限なし]

設計されたばねの寸法は制限されません。

[ばねの最小内径を指定]

セットを設計するとき、最小許容値が Dmin 以上の内径のばねを選択します。

[ばねの最大外径を指定]

セットを設計するとき、最大許容値が Dmax 以下の外径のばねを選択します。

[必要セット力]

次のオプションは、[設計]タブの[ばねのセット]ボックスをオンにし、[計算]タブの[強度計算の種類]領域でプルダウン リストから[指定したストロークに対するセットの設計]オプションを選択した場合にのみ使用可能になります。

[力の値の制限なし]

力の値に制限がないばねのセットを設計します。

[セットの許容たわみを指定]

設計ばねセットに対して必要なセットのたわみ値を指定します。

[必要セットたわみ]

次のオプションは、[設計]タブの[ばねのセット]ボックスをオンにし、[計算]タブの[強度計算の種類]領域でプルダウン リストから[指定した荷重力に対するセットの設計]オプションを選択した場合にのみ使用可能になります。

[たわみ値の制限なし]

たわみ値に制限のないばねのセットを設計します。

[セットの許容たわみを指定]

設計ばねセットに対して必要なセットのたわみ値を指定します。

[結果]

[計算]および[設計]タブの右側に[結果]領域を表示するには、右側の二重線をダブルクリックするか山形のマークをクリックします。

ばねの応力などの計算された寸法値を表示します。[計算]をクリックすると、値が表示されます。結果の値の単位は変更可能です。変更対象に指定する値をダブルクリックします。

[結果]ペインに次の出力パラメータが表示されます(設計するばねが単独のばねかばねのセットかによって、また[計算]タブの[強度計算の種類]で選択した強度計算の種類によって、一覧の内容は異なります)。

注: 計算パラメータの詳細については、『エンジニア ハンドブック』を参照してください。

メッセージの概要

計算に関するレポートが表示されます。[計算]および[設計]タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、タブの下部にある山形のマークをクリックします。

ツールバー コマンド

親トピック: 皿ばねコンポーネント ジェネレータ