複雑なポジション リプレゼンテーションを作成する場合、右クリック メニューのオプションではなく、Microsoft Excel スプレッドシートで値を操作する方が簡単なことがあります。ポジション リプレゼンテーション内に設定されたすべての値が表形式で表示されます。セルには値を計算する式を入力できます。また、複数のセルを選択して一度に編集することも可能です。
列ヘッダの意味
列ヘッダは、値のセットを識別します。たとえば、3 つ目に指定したフラッシュ設定の場合、フラッシュ拘束のオフセット設定を「Flush:3 (Offset)」と表すことができます。
スプレッドシートの編集時に適用される規則
スプレッドシートは、ポジション リプレゼンテーションの値を操作する編集環境です。値を変更すると、Autodesk Inventor に戻ります。スプレッドシートへの変更は、アセンブリ ファイルに保存されます。
スプレッドシートを編集する場合は、次の規則に従ってください。
- ブール演算の場合は、値のオン/オフを True/False で表します。T/F、1/0 やその他の構文は使用しないでください。
- 文字列の場合は、実数に単位文字列を付けて使用します。たとえば、「10.03 cm」と表記します。
- 列ヘッダは編集しないでください。
- 列ヘッダの追加、削除、並べ替え、編集は行わないでください。
- 行の削除、並べ替え、名前の変更は行わないでください。
注: コンポーネントのフレキシブル ステータスは、[フレキシブル]、[ノンフレキシブル]、[アダプティブ]のいずれかです。この場合、[ノンフレキシブル]がコンポーネントのプライマリ状態を示しています。
- ブラウザで、リプレゼンテーション フォルダをクリックし、ポジション リプレゼンテーションをダブルクリックしてアクティブにします。プライマリ リプレゼンテーションは編集できません。
- リプレゼンテーション ブラウザで、ブラウザ ヘッダの Microsoft Excel コマンドをクリックします。
- スプレッドシートで、Excel コマンドを使用してセルを編集し、値を計算する式の作成、複数のセルの編集、セルの書式設定を行います。
必要に応じて色付けしたり、フォントを変更できますが、値は変更されません。
- クイック アクセス ツールバーで[戻る]をクリックして、Autodesk Inventor に戻ります。[ファイル] [保存]をクリックして、編集内容をアセンブリに保存します。