コンポーネントのビュー、および重要な詳細が含まれない領域のビューの破断(表示されない)など、目的とする領域の表示方法を説明します。
新機能の紹介: 2023.1
コンポーネントのビューが図面の長さを超える場合や、図面に収まるように尺度設定するとコンポーネントのビューが小さくなり過ぎてしまう場合などにビューの破断を使用できます。
また、コンポーネント ビューで、特に記述する必要がないジオメトリが大きな領域を占めている場合にも、ビューの破断を使用できます。たとえば、シャフトの両端では注記が必要で、シャフトの中央部分にはフィーチャがない場合です。ビューは、コンポーネントの長さ方向の任意の場所で破断できます。また、1 つの図面ビューに複数の破断を設定することもできます。
ビューの破断部分を横切る寸法線の両端の点が破断により除去される領域外にある場合、寸法線にはビューの破断線に対応するように破断記号が付けられます。ビューの破断部分を横切る寸法線の一端または両端が破断により除去される領域内にある場合、寸法線は表示されません。
[破断]ダイアログでは、破断を指定できます(表示の設定は、選択した破断スタイルに合わせて変化します)。構造破断の場合は、破断あたり 1 つ、2 つ、または 3 つの記号を使用することができます。
[親のビューに反映]オプションによって、破断の操作を親のビューに反映するかどうかをコントロールします。このオプションが使用できるかどうかは、ビューのタイプと、[切断の継承]セクションの[破断]オプションの状態によって決まります。
破断スタイル、表示、ギャップ、破断線記号の数を編集することができます。
ただし、破断の方向は編集できません。破断の方向を変更するには、破断を削除してから新しい方向にもう一度破断を配置する必要があります。
破断により除去された領域にアタッチされた注記記号は、表示されていません。