[平行キー接続ジェネレータ]ダイアログ ボックス: [設計]タブ

[設計]タブでは、キー接続を設計します。

新しいキーを設計するときは、最後に有効になっていた値と挿入されたキー接続の値でキー ジェネレータが開きます。

さらに、キーが保存されているコンテンツ センターに接続している必要があります。コンテンツ センターに接続していない場合、キーを選択する[キー]領域がグレーで表示されます。

アクセス:

リボン: [設計]タブ [動力伝達]パネル [キー]
注: 既存の溝にキーを配置する場合、位置を正確に指定するために、追加の配置ジオメトリを選択します。

キー

キーおよび基本的なキー プロパティ仕様を指定します。

最初の一覧は、コンテンツ センターからキーを選択するために使用します。

最初の一覧は、軸溝のタイプの指定に使用します。既存の軸溝に基づいてキーを挿入するか、新しい溝を作成できます。選択内容に応じて、[軸の溝]ボックスの配置用のボタンが有効になります。

[軸径]

軸径を入力します。この寸法に基づいて、適切なキーが選択されます。編集フィールドの横の下向き矢印をクリックすると、手動で直径を入力したり、Autodesk Inventor から直径を計測できます。

[参照 1]を選択すると、軸径値は自動的に編集フィールドに挿入されます。そして、編集フィールドがロックされ、編集ができなくなります。

注: 軸径は、規格で指定された範囲内でなければなりません。

推奨: 軸が外部の(歯車などによる)ラジアル荷重から追加荷重を受ける場合は、直径が直径の最小値より約 20 ~ 30 % 大きくなるように軸径を選択します。

[更新]コマンドによって、所定の寸法(軸径)に基づいてコンテンツ センターのキーの一覧が更新されます。軸径の値を変更したときに、そのような軸径に推奨されるキーの一覧が正確でない場合、[更新]コマンドが使用可能になります。[更新]をクリックすると、軸径の値に基づいてコンテンツ センターのキーの一覧が更新されます。

[キーの長さ]

選択したキーに対応するキーの長さの一覧を表示します。キーの長さの値が更新され、選択したキーに基づいて自動的に挿入されます。

[数量:]

キーの数を入力します。高いねじりモーメントの伝達では、カップリングで最大 4 つのキーを使用できます。キーは、軸上で対称になるように(反対側の位置に)配置されます。非対称配置も、(120° の間隔で)循環モーメントの伝達に使用されます。

[角度]

キーまたはキー溝間の角度を指定します。2 つのインスタンスの場合は角度を選択でき、それ以外の場合は、自動的に選択されます。

[軸溝]

軸溝およびその配置を指定します。

最初の一覧は、軸溝のタイプの指定に使用します。既存の軸溝に基づいてキーを挿入するか、新しい溝を作成できます。選択内容に応じて、[軸の溝]ボックスの配置用のボタンが有効になります。

[新規作成]

新しい軸溝を作成します。

[既存のものを選択]

Autodesk Inventor の既存の軸溝フィーチャを選択します。寸法に基づいて、適切なキーを見つけます。

 
注: このオプションを使用しても、既存の軸溝は修正されません。

溝のタイプのオプション:

  • [両丸]
  • [片丸]
  • [平溝]

配置オプション:

[参照 1]

円柱状面

[参照 2]

開始面または作業平面と[反転]オプション

 
注: 反転オプションは、作業平面を選択した場合にのみ使用可能になります。

[方向]

円柱面に溝を配置するときに使用する方向の面を指定します。方向の面は自動的に選択されます。

[半径]

平溝の場合にツールの直径を指定します。

[ハブ溝]

ハブの溝とその配置を指定します。

配置オプション:

[参照 1]

開始平面または終端平面あるいは作業平面を指定します(ジェネレータでは、終端平面が自動的に選択されます。終端平面の定義に問題がある場合は選択してください。)

[参照 2]

始点(円柱状エッジまたは作業点)と[反転]オプションを指定します。[反転]オプションをクリックして、溝の方向を変更します。

注: 反転オプションは、作業平面が選択されている場合にのみ使用できます。

[方向]

円柱面に溝を配置するときに使用する方向の面を指定します。方向の面は自動的に選択されます。

[生成するオブジェクトを選択]

3 つのオプションによって、挿入されるオブジェクトが定義されます。

[キー]

コンテンツ センターから選択したキーを挿入します。

[軸溝]

: 選択したジオメトリに軸溝を生成します。

[ハブ溝]

選択したジオメトリにハブ溝を生成します。

注: オブジェクト(軸溝、ハブ溝など)が挿入されている場合は、編集中に変更できません。
注: 軸溝とハブ溝が挿入されている場合は、お互いの位置は拘束によって自動的に固定されるので、これらの位置は別々に変更できません。

キーは、次の状態に基づいて、選択したジオメトリに自動的に配置されます。

  1. 軸溝およびハブ溝の作成後、キーが軸溝に配置される場合
  2. 軸溝が挿入されないか、既存のものとして選択され、ハブ溝の作成後、キーがハブ溝に配置される場合
  3. 拘束が作成されず、キーがドキュメントの原点に挿入される場合

メッセージの概要

計算に関するレポートが表示されます。[計算]および[設計]タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、タブの下部にある山形のマークをクリックします。

グラフィカル プレビュー

選択したジオメトリと溝のタイプのグラフィックス プレビューが、Autodesk Inventor に表示されます。グリップを使用して、溝の長さなどを指定することができます。

プレビューと使用可能なグリップは、次の 3 つの溝のタイプごとに異なります。

A.) 両丸

1. グリップを使用して、開始エッジから配置を指定します。

2. グリップを使用して、回転位置を指定します。

選択したジオメトリと溝のタイプのグラフィックス プレビューが、Autodesk Inventor に表示されます。グリップを使用して、溝の長さなどを指定することができます。

プレビューと使用可能なグリップは、次の 3 つの溝のタイプごとに異なります。

A.) 両丸

1. グリップを使用して、開始エッジから配置を指定します。

2. グリップを使用して、回転位置を指定します。

3. グリップを使用して、キーの長さを指定します。溝の長さは、キーの長さに応じて自動的に更新されます。

B.) 片丸

1. グリップを使用して、開始エッジから配置を指定します。

2. グリップを使用して、回転位置を指定します。

3. グリップを使用して、キーの長さを指定します。溝の長さは、キーの長さに応じて自動的に更新されます。

C.) 角形

1. グリップを使用して、開始エッジから配置を指定します。

2. グリップを使用して、回転位置を指定します。

3. グリップを使用して、キーの長さを指定します。溝の長さは、キーの長さに応じて自動的に更新されます。

4. グリップを使用して、溝の長さを指定します。

[計算]タブ

ツールバー コマンド