フレーム解析を使用してフレームを解析する方法

フレーム解析の環境は、フレーム構造の基本的な解析を実行するために使用します。また、境界条件(拘束と荷重)や、ノードと梁の間のさまざまな接続(リリース、リジッドリンク)を定義するために使用します。
コンテンツセンターまたはフレームジェネレータを使用して挿入したフレーム構造が含まれているアセンブリを開きます。
リボンで、[環境]タブ [開始]パネル [フレーム解析] の順にクリックします。アセンブリは自動的に梁計算モデルに単純化されます。グラフィックスウィンドウには、梁、ノード、および重心記号が表示されます。ステータスフォルダには、不十分な梁材料および断面が表示されます。
[フレーム解析]タブ [管理]パネル [シミュレーションを作成] の順にクリックします。[新規シミュレーションを作成]で、シミュレーションプロパティを設定して、[OK]をクリックします。アセンブリはプロパティの異なる複数のシミュレーションを保持できます。
梁プロパティはアセンブリデータに基づきますが、シミュレーション用にカスタマイズすることができます。リボンで、[フレーム解析]タブ [梁]パネル [プロパティ] の順にクリックします。[カスタマイズ]ボックスをオンにし、目的の値を入力して[OK]をクリックします。オーバーライドされた梁断面プロパティのある断面の一覧が、ブラウザの断面フォルダに表示されます。
梁材料をカスタマイズして、材料値を微調整することもできます。材料を変更するには、リボンで[フレーム解析]タブ [梁]パネル [材料] の順にクリックします。[カスタマイズ]ボックスをオンにし、ドロップダウンリストを使用して目的の材料を選択し、[OK]をクリックします。オーバーライドされた材料のある材料の一覧が、ブラウザの材料フォルダに表示されます。
すべての拘束と荷重でヘッズアップ表示とグリップが使用できるため、入力を簡単に定義できます。ダイアログボックスではより複雑な設定が使用可能です。(特定のダイアログボックスを表示するには、リボンのコマンドの実行後、グラフィックスウィンドウを右クリックし、[その他のオプション]を選択します)。複雑な拘束と荷重を不要に使用するのを避けるために、単純化された一般的な場合には、単純化された適切なコマンドが使用されます。
拘束を指定する梁またはノードを選択して、原点を指定します。原点、および大きさや平面内の角度などの値を指定するには、記号またはダイアログボックスを使用します。
荷重を定義する際にも、同様のインタラクティブな方法が使用されます。HUD は、現在選択されているグリップに常に対応します。特定のパラメータの正確な値を直接入力します。オフセットを絶対値または相対値を使用して定義します。
荷重と拘束を定義するとき、 [シミュレーション]をクリックすると、正確な結果がすぐに生成されます。既定では、シミュレーションシーンに変位値が表示されます。
結果には、さまざまな種類の出力プロパティが取り込まれます。ブラウザノードを選択すると、適切な結果が表示されます。
特定の梁の重要な結果を表示するために、ユーザ定義の荷重図をグラフィックスウィンドウに追加することができます。リボンで、[フレーム解析]タブ [結果]パネル [荷重図] の順にクリックします。梁の荷重図の表示は、[荷重図の尺度]ダイアログボックスで調整できます。ブラウザで、[荷重図]を選択し、右クリックして[荷重図の尺度] を選択します。
結果はいつでも簡単にアニメーションできます。リボンで、[フレーム解析]タブ [結果]パネル [アニメーション] の順にクリックします。
カラーバーは必要に応じてカスタマイズすることができます。リボンで、[フレーム解析]タブ [表示]パネル [カラーバー] の順にクリックします。
レポートにはすべてのシミュレーションデータと出力が含まれます。レポートを作成するには、[パブリッシュ]タブの[レポート]をクリックします。