新機能の紹介: 2021.1
リジッド タイプのルート スタイルをアクティブにした状態で、[パイプ配管]タブ
[ルート]パネル
[新規ルート]の順にクリックし、リジッド チューブ&パイプ ルートをアクティブな配管に追加します。[ルート]タブ
[作成]パネル
[ルート]コマンドを使用してルートの定義を開始し、3D マニピュレータを使用して事前作成を続けます。終了したルートを設定できます。終了したルートに継手をドロップして、別のルートの分岐点を作成することができます。
スケッチ拘束が重要ではない場合、またはダイナミック更新が望ましい場合は、自動ルート領域を使用してルート ポイントを自動的に生成します。スケッチ拘束または特定の寸法を適用するには、該当するコマンドを使用して手動でルート ポイントを選択します。自動ルート領域は後でスケッチ ルート セグメントに変換できます。
注: フランジ ルートを作成する場合は、ガスケットを使用してフランジ接続をシールします。シールしないと、図面の作成に ISOGEN 出力を使用できない場合があります。
自動ルート領域とスケッチ ルート セグメントを組み合わせて固定ルートを作成するための一般的な作業手順を以下に示します。
- チューブ&パイプ アセンブリを開始します。
- 最上位アセンブリまたはプライマリ配管アセンブリをアクティブにし、既定のプライマリ配管アセンブリである[チューブ&パイプ配管]を右クリックして、[チューブ&パイプ設定]を選択し、すべてのルートおよび配管のグローバルなドキュメント設定とアプリケーション設定を設定します。
-
リボンで、[チューブ&パイプ]タブ
[配管]パネル
[パイプ配管作成]の順にクリックし、新しい配管を追加します。
- パイプ配管がアクティブでない場合は、パイプ配管を右クリックして[編集]を選択します。
パイプ配管がアクティブになり、ルートを追加できるようになります。
- アクティブなチューブ&パイプのスタイルを選択します。必要に応じて、新しいスタイルの作成、既存のスタイルの変更ができます。
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パイプ配管がアクティブな状態で、[パイプ配管]タブ
[ルート]パネル
[新規ルート]の順にクリックします。ファイル名とファイルの場所を入力します。
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リボンで、[ルート]タブ
[作成]パネル
[ルート]の順にクリックし、有効なジオメトリの始点の定義を開始します。
注: アクティブなスタイルがセルフ ドレンであり、最初のルート セグメントが傾斜角度と一致しない場合は、ルートにエラー状態のマーク
が付けられます。
- 3D マニピュレータ コマンドによる有効なジオメトリの選択を続行して自動ルート領域を作成するか、スケッチ拘束、点スナップ、または特定の寸法を使用してスケッチ ルート セグメントを作成します。
ヒント: パラメトリック領域のセグメントを空間座標系に正確に配置するには、事前の作成中または後からの編集時に、スケッチ ルート ポイントで構築線を引きます。スケッチ拘束を使用して構築線を固定し、構築線と隣接するセグメントの間に角度寸法を配置します。
- 右クリックし、[編集終了]を選択します。
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ルートを設定します。
注: Inventor 2021.1 以降のリリースでは、[ルート設定]コマンドは必要なくなりました。ルートを終了すると、ルートが自動的に設定されます。
手順 2 の[チューブ&パイプ設定]ダイアログ ボックスで、[配管ファイル名を指定するプロンプトを表示する]オプションを有効にしている場合は、配管パーツのファイル名を設定します。
- サイズの大きなチューブ&パイプ アセンブリを扱っている場合に、ルートの編集を続行するには、[表示設定]コマンドと[すべての更新を保留]コマンドを使用して自動更新を無効にし、メモリ コストを節約します。
- 必要に応じて、ルートの作成時または編集時にルート ポイントを追加します。
- 必要に応じて、ダイナミックに、またはスケッチ拘束と寸法拘束を配置することによって、ルート ポイントとセグメントを調整します。
- 必要に応じて、アクティブなチューブ&パイプのスタイルを変更します。
- 必要に応じて、AutoDrop を使用してコンテンツ センターから、またはアクティブなプロジェクト作業スペースから
継手 と
配管パーツ を配置します。
- 必要に応じて、継手、ルート、配管、チューブ&パイプ サブアセンブリ、および Autodesk Inventor コンポーネントを接続します。
- 必要に応じて、モデル ブラウザを使用してチューブ&パイプ配管構造を視覚化するか、配管パーツや継手の表示を変更します。
- 最上位アセンブリを保存します。定期的に最上位アセンブリを保存することを推奨します。チューブ&パイプ コンポーネントは、最上位アセンブリが保存されるまで、プロジェクトの作業スペースには格納されません。