このドキュメントでは、現在のバージョンの Inventor のコンテンツ センター ライブラリを旧バージョンの Autodesk Inventor コンテンツ センター ライブラリと共存インストールする方法について説明します。このセットアップにより、設計者どうしが別々のリリース上で作業しながら、個別のコンテンツ ライブラリにアクセスできるようになります。
旧バージョンのデスクトップ コンテンツのマイグレーション
旧バージョンのデスクトップ コンテンツ ユーザ ライブラリをマイグレーションして、現在のバージョンの Inventor で使用できるようにします。マイグレーションを行うには、旧形式のデスクトップ コンテンツ ユーザ ライブラリを現在のバージョンの Inventor デスクトップ コンテンツ ライブラリ フォルダにコピーし、[ライブラリを設定]ダイアログ ボックスで使用可能な更新ツールを実行します。
共有コンテンツ環境で作業している場合、Autodesk Vault Server をコンテンツ センター ライブラリ用のデータ ストレージ テクノロジとして利用いただけます。
旧バージョンを現在のバージョンの Inventor と共存して実行するために、旧バージョンを対応するバージョンの Vault Server と連動できます。別のコンピュータに現在のバージョンの Autodesk Vault Server をインストールします。
Vault Server は 1 バージョンのみインストールできます。そのため、現在のバージョンと旧バージョンとの共存がサポートされます。旧バージョンの Vault Server をアンインストールします。次に、現在のバージョンの Autodesk Vault Server、および現在のバージョンの Vault Server に対応する Autodesk Inventor [リリース] Client Update をインストールします。
以降のセクションでは、Inventor の現在のバージョンを旧バージョンと共存するようにインストールし、現在のバージョンの Autodesk Vault Server にアクセスする方法について説明します。セットアップ手順で実行する作業は、次のとおりです。