サーバへのアクセス権を持つ、同じドメインのクライアントからも、ショートカット アイコンを使用して管理イメージにアクセスすることができます。別ドメインのクライアントからは、サーバにアクセスすることはできません。.lnk の場所のパスには Domain1 のサーバの場所が指定されているため、「Domain2」のクライアントがショートカット アイコンを使用しても失敗します。「Domain2 (Domain1 以外の任意のドメイン)」のクライアントからアクセスできるようにするには、元の配置場所を削除し、相対パスを使用して配置イメージの場所を変更できるようにします。
たとえば、MyDeployConfig という名前で、配置イメージを作成します。
管理者によるイメージ作成プロセスの完了後、¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig を参照してください。
配置イメージ フォルダ MyDeployConfig 全体を、新しい場所(別のサーバや USB ドライブなど)にコピーします。
次の手順では、LNK ファイルの[リンク先]と[作業フォルダー]のパスを、新しい場所と一致するように修正します。
新しい場所にある MyDeployConfig.LNK を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
[リンク先]と[作業フォルダー]のパスを、新しい場所と一致するように、次のように修正します。
新しいサーバ ドメイン –
¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I ¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us
を次のように変換します
¥¥<新しいサーバの場所>¥<新しい共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I ¥¥<新しいサーバの場所>¥<新しい共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us
USB または DVD ドライブ(E:¥ はドライブ名を示す):
¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I ¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us
を次のように変換します
E:¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I E:¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us
LNK ファイルで相対パスを使用する方法の代替ワークフローとしては、配置ショートカットの[リンク先]行から .BAT ファイルを作成し、その .BAT ファイルのパスを相対パスに変更する方法があります。次のようにします。
¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I ¥¥<サーバの場所>¥<共有フォルダ>¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us
.¥MyDeployConfig¥Img¥Setup.exe /qb /I .¥MyDeployConfig¥Img¥MyDeployConfig.ini /language en-us