Inventor Studio のレンダリング イメージ <IvStudioRenderedImage>

概要

IvStudioRenderedImage は、Inventor Studio で提供される機能を使用してレンダリングを生成します。IvStudioRenderedImage を使用すると、ジオメトリと、背景、ライト、カメラの各種設定を指定して、Inventor Studio でレンダリングするシーンを作成することができます。IvStudioRenderedImage は、パーツやアセンブリのレンダリングをすばやく作成することもでき、ビルドする前に少ない労力でデザインの外観を視覚化することができます。

Mixin

IvMisc

IvStudioRenderedImageModifier

[パラメータ]

Name [タイプ] 説明
antialiasing name レンダリング時に使用するアンチエイリアス レベルを設定します。3 つのレベル(NoAntialiasing、LowAntialiasing、HighAntialiasing)があります。
cameraName 文字列 レンダリングに使用するカメラを設定します。カメラ名は、Inventor Studio で定義されているカメラの 1 つにする必要があります。カメラ名を指定しないと、カメラ設定は、Inventor Studio の[レンダリング イメージ]ダイアログの(現在のビュー)と同じ設定が使用されます。
document パーツ レンダリングするドキュメントを設定します。既定は、親です。
height 整数 出力イメージの高さをピクセル単位で指定します。値は、1 ~ 4096 の範囲(1 を含む)にする必要があります。既定値は 480 です。
LightingStyleName 文字列 レンダリングに使用するアクティブな照明スタイルを設定します。照明スタイルの名前を指定しないと、照明スタイルは、Inventor Studio の[レンダリング イメージ]ダイアログの(現在の照明)と同じ設定が使用されます。
outputFile 文字列 レンダリングを保存するファイルの名前を設定します。名前は、ファイルの拡張子付きの絶対パスにする必要があります。使用できるファイル拡張子は、.bmp、.jpg、.jpeg、.png、.gif、.tif、.tiff です。
SceneStyleName 文字列 レンダリングに使用するアクティブなシーン スタイルを設定します。シーン スタイルの名前を指定しないと、シーン スタイルは、Inventor Studio の[レンダリング イメージ]ダイアログの(現在の背景)と同じ設定が使用されます。
useTrueReflection? ブーリアン演算 レンダリング時に反射を有効にするかどうかを設定します。
整数 出力イメージの幅をピクセル単位で指定します。値は、1 ~ 4096 の範囲(1 を含む)にする必要があります。既定値は 640 です。
keepStudioEnvironment? ブーリアン演算 false を設定すると、アクティブな環境が Inventor Studio から、Inventor Studio 環境になる前にアクティブだった環境に切り替わります。true にすると、レンダリング後も、Inventor Studio 環境がアクティブな環境として維持されます。
okToOverwrite? ブーリアン演算 ファイルが既に存在し、このパラメータを true にした場合は、ファイルが上書きされます。

例 1

子の名前: studioRenderedImage_1
子のデザイン: IvStudioRenderedImage
[名前] [タイプ] 指定値
antialiasing name HighAntialiasing
document パーツ [ルート]
height 整数 560
LightingStyleName 文字列 "Pleasant"
outputFile 文字列 "C:\Temp\MyRenderedImage.png"
SceneStyleName 文字列 "Galaxy"
useTrueReflection ブーリアン演算 True
整数 640
keepStudioEnvironment? ブーリアン演算 False
okToOverwrite? ブーリアン演算 True