COM_getProperty

概要

IDispatch インタフェースの COM プロパティを読み込みます。COM プロパティは、文字列名で識別されます。プロパティの値を任意のデータタイプとして返します。

構文

COM_getProperty_ ( serverHandle As User, _
                    prop As String, _
                    Optional reuseID As String = "", _
                    Optional checkArguments? As Boolean = False, _
                    ... indices As Any ) As Any

引数	[タイプ]	説明
serverHandle	ユーザ	IDispatch ポインタです。
prop	文字列	プロパティ名です。
reuseID	文字列	任意指定ですが、廃止されました。既定は "" です。
checkArguments?	ブーリアン演算	任意指定。True の場合、インデックスの妥当性をチェックします。既定は False です。単純なプロパティ呼び出しでは、インデックスは指定されないことに注意してください。
indices	すべて	任意指定。プロパティの追加の引数(インデックス)です。基礎になる IDispatch がコレクションを参照する場合は、個々の項目を取得するためのインデックスとしてこの引数を使用します。

例 1

実行中の Inventor に接続することにより 1 のインデックスのあるカラースキームの名前を取得し、ThisApplication.ColorSchemes(1).Name と同様の呼び出しを行います。

Method getColorScheme1Name() As String 
    Dim inventor As User = COM_connectRunningServer_("Inventor.Application") 
    Dim colorScheme As User = COM_getProperty_(inventor, "ColorSchemes", checkArguments? := True, 1)
    Dim displayName As String = COM_getProperty_( colorScheme, "Name")
    COM_releaseDispatch_( inventor)
    Return displayName 
End Method

出力:

--> "Deep Blue"

COM_getProperty_()

概要

構文

例 1