Visual Studio の CAD IDE 要素

デザイン エディタ(デザイン ナビゲータと機能ナビゲータなど)および CAD ホスト(Intent モデル ツリーなど)で見つかる既存のツールとコントロールは、Visual Studio 環境で使用できます。これらのコントロールは、実質的には Visual Studio とホスト IDE で同じです。これらのツールを有効にするには、[ビュー] -> [Autodesk ETO Studio ウィンドウ]メニューを使用します。

デザイン ナビゲータ

Visual Studio にあるデザイン ナビゲータは、一部の例外を除いてデザイン エディタと本質的に同じです。最も大きな違いは、ユーザ デザインに Visual Studio プロジェクトにロードされたプロジェクト ファイルが反映されることです。このワークフローの 1 つの例外として、Inventor は、デザインを検索するのに有効な場所として他の、含まれている Inventor プロジェクトをサポートしています。このケースでは、ユーザ デザイン内の参照されたデザインは表示されますが、プロジェクト内のデザインは表示されません。

デザイン ナビゲータ フィーチャの残りの部分はデザイン エディタで作業する必要があります。たとえば、デザインを追加または削除すると、それに応じてデザイン ナビゲータが更新されます。右クリック メニューには、デザインを開き、デザインを挿入するためのコマンドが含まれています。

機能ナビゲータ

機能ナビゲータは、デザイン ナビゲータと同様に、予想通りに動作する必要があります。機能の例外や詳細はデザイン ナビゲータと同様です。

モデル ブラウザ

このウィンドウは、実行中のホストが必要という点でデザイン ナビゲータや機能ナビゲータとは異なります。現在、Inventor はサポートされている唯一のホストです。Inventor が実行され、Intent モデルが使用可能であり、リモート サービスがオンになっている場合、このウィンドウには Inventor からアクティブな Intent モデルが表示されます。このブラウザは、主に読み込み専用です。

ETO コンソール ウィンドウ

このウィンドウは、モデル ブラウザと同じ制限があります。すなわち、Inventor の実行中のバージョンに接続します。このウィンドウは、Inventor の[即時]ウィンドウに似ています。

Intent v3 言語サポート

Visual Studio のエディタは、Intent デザイン ファイルを編集するために使用され、現在は次のような最も標準の Visual Studio 編集機能をサポートしています。
  • 検索、置換、ブックマークなどの標準 Visual Studio 機能
  • Intent 言語の構文の色付け
  • 簡単なコード スニペット