円環体 <IvTorus>

概要

円環体を定義します。円環体は、円形ディスクが円形パスに沿ってスイープされるときに形成される体積です。ディスクの半径は副半径と呼ばれ、スイープするパスの半径は長径と呼ばれます。

副半径が長径と等しいかそれより大きい円環体は数学的には明確に定義されますが、このようなオブジェクトは自己交差し、Inventor のモデリング エラーを生成します。したがって、長径は常に副半径よりも大きい必要があります。

IvTorus インスタンスは、拘束を使用して、またはそのローカル座標系フレームを配置することにより配置することができます。この動作は、ignorePosition? パラメータにより選択され、true の場合(既定)は拘束に基づく配置を選択します。

Mixin

IvTorusModifier

円環体

[パラメータ]

Name [タイプ] 説明
majorRadius 数値 円環体のリングの半径です。既定は 0.5 です。
minorRadius 数値 スイープするときに円環体を形成する円形ディスクの半径です。既定値は 0.125 です。
startVector ベクトル 円環体のローカル X 軸方向を示すベクトルです。既定値は含まれる座標系の X 軸です。ignorePosition? が false の場合のみ適用されます。