シーケンシャル検索: 入力タイプ

シーケンシャル検索では、入力タイプはユーザが次のサブ検索を通知する方法を指定します。次の入力タイプに示すように、主な違いは検索の実行にあります。

注: [テキスト ボックス]および[自動完了フィーチャ付テキスト ボックス]の場合、SQL 文に LIKE 文が含まれる必要があります。また、プレースホルダ {0} も使用する必要があります。

テキスト ボックスの例

テーブル名を検索するには、次の SQL 文を定義します。

select f_class_name from tb_dictionary where upper(f_class_name) like upper('{0}')

この定義を AutoCAD Map 3D ツールセット で使用する場合は、たとえば「lm_b*」と入力します。実行時、プレースホルダ {0} はユーザが入力した文字に置き換えられます。「*」は「%」に置き換えられ、LM_B* で始まるすべてのテーブルが表示されます。

テキスト ボックスを使用して通り名を検索するには、LIKE 文を含み、プレースホルダ {0} を使用する次の SQL 文を使用します。

select distinct LABEL_TEXT from LM_STREET_TBL where LABEL_TEXT like ('{0}') and GEOM is not NULL order by LABEL_TEXT

自動入力のテキスト ボックスの例

テーブル名を検索するには、同じ SQL 文を使用します。

select f_class_name from tb_dictionary where upper(f_class_name) like upper('{0}')

たとえば、この定義を AutoCAD Map 3D ツールセット で使用する場合は、任意の文字を入力します。実行時、プレースホルダ {0} はユーザが入力した文字と接頭辞 % に置き換えられます。次の SQL 文に示すように、A で始まるすべてのテーブルが検索結果に含まれます。

select f_class_name from TB_dictionary where UPPER (f_class_name) like UPPER ('A%')

選択リストの例

通り名を検索するには、次の SQL 文を使用します。

select distinct LABEL_TEXT from LM_STREET_TBL where GEOM is not NULL order by LABEL_TEXT

次の図は、種々の入力タイプでのワーク フローを示しています。

フィーチャ検索: 種々の入力タイプでのシーケンシャル検索のワーク フロー。