フォーム デザイナー: 詳細コンボボックスの作成

詳細コンボボックス(マスターボックス)コントロールを使用してコンボ ボックスをフィルタします。たとえば、すべての都市のすべての通りを表示している長いリスト内の通りを選択する代わりに、まず都市を選択します。次に、短いリストから通りを選択します。

フィーチャ クラス フォームで、詳細コンボ ボックスはコンボ ボックスによりコントロールされます。たとえば、詳細コンボ ボックスはフォームの属性とのリレーションを持ちません。これはコンボ ボックスのみに関連しています。参照した場合、都市、区、または通りなどの対応する値が常に表示されます。これらの値のいずれかを変更した場合、対応する位置が空になります。

マスター ボックス プロパティ ウィンドウでプロパティを設定します。このウィンドウを開くには、マスタ ボックス プロパティ行の をクリックします。

詳細コンボ ボックスのプロパティの例

例: マルチリレーション詳細コンボ ボックス: 都市 ->区 -> 通り ->位置

目標: コンボ ボックス(BUILDING.FID_LOCATION <- LM_LOCATION.FID)を使用して、建物に位置(ハウス番号)を割り当てます。

ユーザは、テーブル LM_LOCATION から位置を選択したくありません。まず、都市を選択し、次に区と通りを選択し、最後に位置を選択したいと考えています。各ドロップ ダウン リストには、選択済みのアイテムのみが含まれます。

この例で、ユーザは都市、区、および通りにより位置の選択を制限できます。

次のリレーションが存在します: 複数の都市があり、各都市は複数の区を含み、各区は通りを含んでいます。また、通りは位置(ハウス番号)を含んでいます。

LM_LOCATION { FID, ..., Number, FID_STREET }
LM_STREET { FID, ..., Name, FID_DISTRICT }
LM_DISTRICT { FID, ..., Name, FID_CITY }
LM_CITY { FID, ..., Name }
PARENT_TABLE_NAME.PARENT_COLUMN_NAME 
-> CHILD_TABLE_NAME.CHILD_COLUMN_NAME
LM_CITY.FID -> LM_DISTRICT.FID_CITY 
LM_DISTRICT.FID -> LM_STREET.FID_DISTRICT 
LM_STREET.FID -> LM_LOCATION.FID_STREET
LM_LOCATION.FID -> BUILDING.FID_LOCATION 

上記のリレーションは TB_RELATIONS で定義する必要があります。ここで、フィーチャ クラス フォーム建物のマスタ ボックスを設定できます。マスタ ボックスは、FID_LOCADTION コンボ ボックス用に作成します。