3ds Max 4 以前のバージョンの「ショートカット」機能は削除されました。これに代わって、アクションのマクロレコーディングを使用できるようになりました。
MAXScript からアクションを起動する方法を決めるには、ユーザ インタフェースのカスタマイズのダイアログ ボックスに移動して、その動作をボタン、メニュー、またはキーボード ショートカットの上に置きます。その後、マクロ レコーディングをオンにして、アクションを実行します。
発行されるコードは、切り取ってスクリプトに貼り付けることができます。
マクロ レコーディングをオンにして、メニュー(クアッド メニューやツールバー)を使って起動すると、コードは次の例のように発行されます。
例:
actionMan.executeAction 0 "59225" -- Manipulate Mode
これは、「操作モード」ボタンをクリックしたときと同じアクションを実行するコードです。コメントも生成され、そこでアクションのツールチップが使用されます。「actionMan.executeAction」のパラメータは、アクションの取得元テーブルを表す整数の「ActionTableId」、およびアクションを表す「永続 ID」になります。コアから書き出されるすべてのアクションには、文字列として固定された整数である永続 ID が設定されています。
アクションはアクセス可能で、操作を呼び出すためにユーザが知っておく必要のあるものは、ActionTableId と永続 ID だけです。
さらに優れたコードを発行するアクションもあります。関数によって公開されたアクション テーブルを使ってアクションを書き出すと、このアクションによって発行されるコードからこの関数が呼び出されます。たとえば、「プラグイン マネージャ」をカスタマイズ メニューから開くと、次のようなコードが発行されます。