クリップを複製する

クリップを複製して、オリジナルのソース クリップに依存するコピー(インスタンス)または依存しないコピーを作成できます。

依存しない複製の場合、オリジナルのソース クリップのアニメーションを変更しても、複製にその変更は反映されません。インスタンスとも呼ばれる依存する複製の場合、オリジナルのソース クリップのアニメーションへの変更は依存しないクリップにも反映されます。

依存するクリップの利点は、親のクリップを 1 回編集するだけで、複数のキャラクタ上にあるすべての依存するクリップを変更できることです。

クリップを複製するには

  1. Trax エディタ(Trax Editor)で複製するクリップを選択します。
  2. 次のいずれかを実行します。
    • Trax エディタ(Trax Editor)で、編集 > 複製(Edit > Duplicate) > を選択します。
    • クリップを右クリックし、表示されるメニューからクリップの複製(Duplicate Clip) > を選択します。

    クリップ オプションの複製(Duplicate Clip Options)ウィンドウが表示されます。「Trax エディタ(Trax Editor)の編集(Edit)メニュー」トピックの「クリップの複製オプション(Duplicate Clip Options)」を参照してください。

  3. 依存しない複製クリップを作成するには、入力接続の複製(Duplicate Input Connections)をオンに、依存する複製クリップを作成するにはオフにします。
  4. タイム ワープ カーブの複製(Duplicate Time Warp Curve)をオンにすると、選択したクリップのタイム ワープ カーブの依存しないコピーが複製クリップに作成されます。タイム ワープ カーブのインスタンス化(Instance Time Warp Curve)をオンにすると、選択したクリップのタイム ワープ カーブの依存するコピーが複製クリップに作成されます。
  5. 残りのクリップ オプションの複製(Duplicate Clip Options)を設定し、クリップの複製(Duplicate Clip)ボタンをクリックします。

    コピーを Trax エディタとバイザーに入れる(Put Copy in Trax Editor and Visor)をオンにすると、複製クリップはバイザー(Visor)に表示される以外に、オリジナルのクリップのトラックの下に新しいトラックが作成されて、そこにも複製クリップが表示されます。

    コピーをバイザーのみに入れる(Put Copy in Visor Only)をオンにした場合には、複製クリップはバイザー(Visor)にだけ表示されます。