タイム エディタ(Time Editor)では次のオーディオ ファイル フォーマットをサポートしています。
注:
- Maya では .mp3 オーディオ フォーマットはサポートされていません。
- 再生スピードをリアルタイム(Real-time)に設定する必要があります。そうしないと、スクラブ中にのみサウンドが聞こえて、再生中には聞こえなくなります。再生スピードをリアルタイム(Real-time)に設定するには、Maya のタイム スライダ(Time Slider)を右クリックして、再生スピード(Playback Speed)オプションでリアルタイム(Real-time)を選択します。
- プレイブラスト時にピッチが変化した場合は、アニメーション(設定)(Animation (Settings))プリファレンスのタイム エディタ(Time Editor)セクションにあるオーディオ ファイルのサンプリング レートに合わせて、オーディオ入力レート(Input Audio Rate)設定を設定します。
- 同時に複数のオーディオ クリップを再生できますが、クリップのボリューム、ウェイト、ループを調整したり、それらを保持することはできません。
- オーディオ クリップを複数回編集すると、Maya の応答時間が遅くなることがあります。これは、クリップの各カット セクションに対してノード グラフにノードが作成され、評価グラフと再生キャッシュがリビルドされるためです。この低速化が発生する場合は、キャッシュされた再生(Cached Playback)
タイム エディタ(Time Editor)にオーディオ ファイルを追加するには
タイム エディタ(Time Editor)メニュー バーでを選択してファイル ブラウザを開き、タイム エディタ(Time Editor)にロードするオーディオ ファイルを検索することができます。オーディオ トラックが作成されます。
トラック エディタ タイム ビューの空の領域にオーディオ ファイルをドラッグすることもできます。
各クリップのオーディオ波形を拡大ズームして表示します。
タイム エディタ(Time Editor)のオーディオ オフセット
オーディオ オフセットを使用すると、オーディオ ファイルに遅延を組み込むことができます。たとえば、ピンと張ったロープの上を歩く小鳥のアニメーションを作成して、小鳥がロープの端に到達してからサウンド ファイルを再生する場合、ロープの端に到達するのがフレーム 108 であれば、ファイル(File)メニューサウンド ファイルのオフセット(Sound file offset)フィールドでサウンド ファイルのオフセットを 108 に指定します。詳細については、「読み込みオプション」の「オーディオ」セクションを参照してください。
タイム エディタ(Time Editor)でオーディオ クリップをオフセットするには
- タイム スライダ(Time Slider)の再生オプション(Playback Options)のボリューム(Volume)アイコン()を右クリックし、オーディオ クリップをタイム エディタに読み込み(Import Audio clip to Time Editor)を選択して、オーディオを読み込みます。各オーディオ ファイルが、タイム エディタ(Time Editor)のオーディオ クリップになります。
- 各ファイルを目的のオフセットで配置するか、クリップをダブルクリックしてアトリビュート エディタ(Attribute Editor)タブにアクセスし、オフセット(Offset)設定を変更します。