これらのオプションは、編集 > 特殊な複製(Edit > Duplicate Special)を選択したときの動作を制御します。これらを表示または変更するには、編集 > 特殊な複製(Edit > Duplicate Special)の右にあるオプション ボックスをクリックします。「複製」も参照してください。
選択したオブジェクトの複製方法を選択します。
複製するジオメトリのコピーを作成します。
複製するジオメトリのインスタンスを作成します。インスタンスを作成する場合、選択したジオメトリの実際のコピーが作成されるわけではありません。その代わり、インスタンス化されたジオメトリが再表示されます。
オブジェクトを次のいずれかにグループ化します。
選択したオブジェクトを階層の最も下位にある共通親ノードの下にグループ化します。
選択したオブジェクトをワールド レベル(階層の最上位レベル)の下にグループ化します。
複製用の新しいグループ ノードを作成します。
スマート トランスフォーム(Smart Transform)をオンに設定して、オブジェクトの複製やインスタンスを複製後に変換すると、選択を変更しなくてもそれ以降の複製操作にも同様の変換が適用されます。
X、Y、Z 軸のオフセット値を指定します。Maya では、指定したオフセット値がコピーした ジオメトリに適用されます。オブジェクトを複製する際に、移動、スケール、回転が指定できます。
移動(Translate)と回転(Rotate)の既定の設定は 0.0000 です。スケール(Scale)の既定の設定は 1.0000 です。これらの既定値を使用して、オリジナル ジオメトリの上にコピーが配置されます。移動、回転、スケールするオフセット値(正または負の浮動小数点)を指定して、コピーしたジオメトリに後で適用することができます。
作成するコピーの数を設定します。設定範囲は 1 ~ 1000 です。
スマート トランスフォームをオンに設定して複製を行うためのショートカットは、編集 > トランスフォームして複製(Edit > Duplicate with Transform)です。
このオプションをオンにすると、選択したオブジェクトの上流ノードも一緒に複製されます。上流ノードとは、選択したノードに接続されているすべてのノードをいいます。
たとえば、A、B、C が D に接続している上流ノードである場合は、次のように図示することができます。
A > B > C > D
D を選択して入力グラフの複製(Duplicate Input Graph)オプションを選択すると、結果は次のようになります。
A1 > B1 > C1 > D1
(A1、B1、C1、D1 はそれぞれ A、B、C、D の複製です)。
このオプションをオンにすると、選択したノードに加えて、その選択したノードへ続く接続も複製されます。
たとえば、A、B、C が C へ続く接続である場合は、次のようになります。
A > B > C
C を選択して入力接続の複製(Duplicate Input Connections)オプションを選択すると、結果は次のようになります。
A > B > C および
A > B > C1
(C1 は C の複製です)。
ノード階層全体を、オリジナルの階層にインスタンス化されたリーフ ノードを除いて複製します。新しいメニュー項目は既存のインスタンス メニュー項目に比べて改良されており、リーフでないノード上のすべてのダイナミック アトリビュートは、新しい階層へ適切に複製されます。
階層が複製されるときに、子ノードの名前を変更します。