方向の一致(Conform)オプションでは、あるオブジェクト(ラップ元)の頂点を別のオブジェクト(ターゲット)のサーフェス上に貼り付けます。
注: Maya 2015 以前のバージョンでは、方向の一致(Conform)はシュリンクラップ(Shrinkwrap)と呼ばれ、モデリング ツールキット(Modeling Toolkit)メニュー内に配置されていました。
頂点をサーフェスに一致させるには
- Maya で、少なくとも 2 つのポリゴン メッシュを含むシーンを開きます。
- ターゲット オブジェクトをライブ サーフェスにします。「ライブ サーフェスを設定する」を参照してください。
- シーン内のラップ元メッシュを選択します。
- メイン メニューで、メッシュ > 方向の一致(Mesh > Conform)を選択します。
ラップ元メッシュは自動的にターゲット メッシュのサーフェスにスナップされます。ヒント: 既定では、ラップ元メッシュの各頂点は、その法線に沿ってターゲット メッシュ上の最近接ポイントにスナップされます。コンフォーム オプション(Conform Options) (メッシュ > 方向の一致(Mesh > Conform) >
)を調整すると、この動作は変更できます。
ラップ元メッシュの配置によって、貼り付け先のターゲット メッシュのセクションが決まります。次の例では、球はワールド原点に配置されています。プレーンは、元の位置に応じて球の異なる部分に貼り付けられます。
- (オプション) 四角ポリゴン描画(Quad Draw)ツールをアクティブにし、ラッパー メッシュ上で頂点をリラックスします。「四角ポリゴン描画(Quad Draw)を使用して頂点をリラックスする」を参照してください。