itemFilterAttr

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

itemFilterAttr [-byName string] [-byNameString string] [-byScript string] [-classification string] [-dynamic boolean] [-exists] [-hasCurve boolean] [-hasDrivenKey boolean] [-hasExpression boolean] [-hidden boolean] [-intersect string string] [-keyable boolean] [-listBuiltInFilters] [-listOtherFilters] [-listUserFilters] [-negate boolean] [-parent string] [-published boolean] [-readable boolean] [-scaleRotateTranslate boolean] [-secondScript string] [-text string] [-union string string] [-writable boolean] [string]

itemFilterAttr は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-byName(-bn)	string
フィルタは、指定した正規表現の文字列と一致する名前を持つ項目のみを通過させます。この文字列には、特殊文字「*」と「?」を含めることができます。「?」「?」は任意の 1 文字に相当し、「*」は任意の従属文字列に相当します。 このフラグは、-byScript フラグまたは -secondScript フラグとともに使用できません。
-byNameString(-bns)	string
フィルタは、指定した文字列と一致する名前の項目のみを通過させます。これは多目的フラグで、複数の文字列を指定することができます。いずれかの文字列が一致すれば、項目はフィルタを通過します。 このフラグは、-byScript フラグまたは -secondScript フラグとともに使用できません。
-byScript(-bs)	string
与えられた文字列で指定した名前を持つ MEL スクリプトが、各アトリビュート名に対して実行されます。スクリプトから 0 以外の値が返された場合、アトリビュートはフィルタを通過します。スクリプト名の文字列は、次のシグネチャを持つ proc 名にする必要があります。 global proc int procName( string $nodeName string $attrName ) このフラグは、-byName フラグまたは -byNameString フラグとともに使用できません。
-classification(-cls)	string
フィルタが組み込みフィルタであるか、ユーザ定義フィルタであるかを指定します。文字列引数は「builtIn」または「user」のどちらかである必要があります。「other」のフィルタ分類は廃止されました。「user」を代わりに使用してください。Maya によって作成されたフィルタは、「builtIn」として分類される必要があります。プラグインまたはユーザ スクリプトによって作成されたフィルタは、「user」として分類される必要があります。フィルタはファイルの新規作成によっては削除されません。フィルタ ノードは UI (例: アトリビュート エディタ、ハイパーグラフなど)から非表示になり、コマンドラインからアクセスできなくなります。
-dynamic(-dy)	boolean
ダイナミック アトリビュートのみがフィルタを通過します。
-exists(-ex)
存在するアトリビュートのみがフィルタを通過します。
-hasCurve(-hc)	boolean
フィルタは、アニメーション カーブによってドライブされるアトリビュートのみをを通過させます。
-hasDrivenKey(-hdk)	boolean
フィルタは、ドリブン キーによってドライブされるアトリビュートのみを通過させます。
-hasExpression(-he)	boolean
フィルタは、エクスプレッションによってドライブされるアトリビュートのみをを通過させます。
-hidden(-h)	boolean
ユーザに対して非表示になっているアトリビュートだけがフィルタを通過します。
-intersect(-in)	string string
このフィルタは、指定した文字列の名前を持つ 2 つのフィルタの論理積(Intersection)で構成されます。含まれている両方のフィルタを通過できる場合のみ、アトリビュートはこのフィルタを通過できます。
-keyable(-k)	boolean
キー設定可能なアトリビュートだけがフィルタを通過します。
-listBuiltInFilters(-lbf)
「builtIn」に分類されているアトリビュート フィルタすべての配列を返します。
-listOtherFilters(-lof)
「other」の分類は廃止されました。「user」を代わりに使用してください。「other」に分類されているアトリビュート フィルタすべての配列を返します。
-listUserFilters(-luf)
「user」に分類されているアトリビュート フィルタすべての配列を返します。
-negate(-neg)	boolean
このフラグはフィルタ自身を反転させたり、通過するものと通過しないものを逆転したりするために使用できます。
-parent(-p)	string
このフラグは今ではサポートしていません。
-published(-pub)	boolean
フィルタは、コンテナにパブリッシュされたアトリビュートのみを通過させます。
-readable(-r)	boolean
読み出し可能な(出力)アトリビュートだけがフィルタを通過します。
-scaleRotateTranslate(-srt)	boolean
フィルタは、SRT アトリビュート(スケール、回転、移動、これらの子)のみを表示します。
-secondScript(-ss)	string
-bs フラグと一緒に使用します。2 番目のスクリプトは、リスト全体を個々にではなく、同時にフィルタリングするためのものです。このシグネチャは次のようになります。 global proc string[] procName( string[] $nodeName string[] $attrName ) これはアトリビュートのリストを取り込み、フィルタしたアトリビュートのリストを返します。 このフラグは、-byName フラグまたは -byNameString フラグとともに使用できません。
-text(-t)	string
フィルタを使用して格納する注釈文字列を定義します。
-union(-un)	string string
このフィルタは、指定した文字列の名前を持つ 2 つのフィルタの論理和(Union)で構成されます。含まれているフィルタの最低 1 つを通過できるアトリビュートは、このフィルタを通過できます。
-writable(-w)	boolean
書き込み可能な(入力)アトリビュートだけがフィルタを通過します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

//    Create a filter that will pass all the SRT (scale-rotate-translate)
//    attributes.
//
string $srtFilter = `itemFilterAttr -scaleRotateTranslate true`;

//    Create a filter that will pass all the attributes driven by an
//    expression.
//
string $exprFilter = `itemFilterAttr -hasExpression true`;

//    Create a filter that will pass all the SRT attributes driven by an
//    expression (intersect two previous ones).
//
string $srtExprFilter = `itemFilterAttr -intersect $srtFilter $exprFilter`;

//    Delete the filters when done with them.
//
delete $srtFilter $exprFilter $srtExprFilter;