デフォーマの更新

デフォメーション ワークフローに対する最新の追加機能です。

新しいリターゲット機能とミラー機能、スケーリング オプションのソリッド化、さらなるデフォーマ減衰が Maya デフォメーション ツールに追加されました。

モーフの接線ダンピング
新しい接線ダンピング(Tangential Damping)スライダが、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)モーフ デフォーマ コンストレイント オプションに追加されました。接線ダンピング(Tangential Damping)スライダを使用すると、内方向(Inward)および外方向(Outward)モーフ コンストレイントを使用して作成されたエフェクトを調整できます。両方のモーフ コンストレイントの値が同じである場合は、エンベロープと同様の効果が得られます。
モーフ デフォーマ コンストレイント オプション」および「モーフ デフォーマを使用してスライド効果を作成する」を参照してください。
モーフ ミラー オプション
新しいミラー モーフ モードがモーフ デフォーマのモーフ オプションに追加され、ジオメトリを簡単に反射できるようになりました。「モーフ デフォーマを使用したジオメトリのミラーリング」を参照してください。
モーフ リターゲット オプション
新しいリターゲット モーフ モードがモーフ デフォーマのモーフ オプションに追加されました。「モーフ デフォーマを使用してアニメーションをリターゲットする」を参照してください。
モーフ接線コンストレイント
モーフ オプションの新しい接線コンストレイントを使用して、スライド エフェクトを作成できるようになりました。「モーフ デフォーマを使用してスライド効果を作成する」を参照してください。
スケーリング オプションのソリッド化
アトリビュート エディタをソリッド化(Solidify)ウィジェットにスケーリング(Scaling)セクションが新しく追加され、タグ付けされたジオメトリのサイズを変更できるようになりました。「ソリッド化デフォーマ オプション」トピックの「デフォメーション領域のサイズを変更する」を参照してください。
サブセットの減衰
サブセットの減衰で、コンポーネント タグを使用して、デフォメーション エフェクトをジオメトリの指定された領域にのみ適用します。上記の例では、クラスタ デフォーマが適用された球で、サブセット デフォーマを使用して 3 つの異なるコンポーネント タグ グループを Top_VerticesMiddle_EdgesLeft_Faces 間で切り替えるとどのようになるかを示します。
サブセットの減衰を使用する場合は、「デフォーマの減衰を作成する」というトピックの「サブセットの減衰: 減衰をコンポーネント タグで制限する」を参照してください。
近接の減衰
使用可能なデフォーマ減衰タイプのリストに、新たに近接の減衰(Proximity Falloff)が追加され、カスタム ジオメトリを減衰インフルエンス オブジェクトとして使用できるようになりました。詳細については、「デフォーマの減衰を作成する」および「近接減衰アトリビュート」を参照してください。
カスタム減衰カラー
アニメーション(設定) (Animation (Settings))プリファレンスに、新たにウェイト カラー(Weights Color)が追加され、デフォーマ減衰ウェイトに使用するカラー ランプをカスタマイズできるようになりました。カラーを使用して最小または最大ウェイト制限を定義する、またはフル カラー グラデーションを使用してウェイト範囲に関する詳細なフィードバックを提供するなどの設定を選択できます。

カラーを使用して減衰ウェイトを示す方法については、「デフォーマ ウェイトを視覚化する」を参照してください。

uvPin および近接ピンの新しいピンを管理(Manage Pins)メニュー

アトリビュート エディタ: A = タブをピンで固定、B = ピンを管理(Manage Pins)メニュー

新しいピンを管理(Manage Pins)メニューがアトリビュート エディタ(Attribute Editor)の uvPin および近接ピン(Proximity Pin)の設定に追加されてカーブがサポートされるようになり、ジオメトリの置き換えや入力の追加を実行できるようになりました、
ピンを管理(Manage Pins)メニューは、新しいアトリビュート エディタ(Attribute Editor) のピン(Pin)タブ を利用します。これにより現在のタブがロックされるため、選択を変更した後も現在のタブを開いたままにすることができます。

uvPin オプション」および「近接ピン オプション(Proximity pin options)」を参照してください。

近接ラップ ワークフローの改善

近接ラップ(Proximity Wrap)ドライバを追加するには、ドライバを管理(Manage Drivers)メニューを使用します

新しいドライバを管理(Manage Drivers)メニューが、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)近接ラップ(Proximity Wrap)アトリビュートに追加されました。ここから、新しいタブをピンで固定(Pin Tab) オプションを使用できます。アトリビュート エディタ(Attribute Editor)近接ラップ(Proximity Wrap)ドライバの設定を追加、削除、および編集できるようになりました。これは、近接ラップ デフォーマを編集(Edit Proximity Wrap Deformer)ウィンドウの代わりに使用されます。「近接ラップ オプション(Proximity Wrap options)」および「近接ラップ ドライバ(Proximity Wrap Drivers)ウィンドウ」を参照してください。