ユーザ エクスペリエンスの向上

Maya に、初めて使用するユーザと経験のあるユーザの両方を対象とした多くの改善が行われました。改善の内容は、新しいアプリケーション ホーム ハブ、インタラクティブなチュートリアル、検索、ViewCube などです。

Maya に、初めて使用するユーザと経験のあるユーザの両方を対象とした多くの改善が行われました。これらの制限事項には次のようなものがあります。

アプリケーション ホーム

Maya を起動すると、最初にアプリケーション ホームという新しいハブが表示されるようになりました。ここから、新しいシーンの開始、最近開いたシーンのリストへのアクセス、現在のプロジェクトの変更、新しい機能の参照、チュートリアルへのアクセスなどを行うことができます。

インタラクティブ チュートリアル

Maya を初めて使用するユーザや、3D を初めて使用するユーザでも、インタラクティブな基本チュートリアルですばやく概要を把握できるようになりました。アプリケーション ホームの「スタートアップ」セクションから Mayabot を起動して、楽しく学習しましょう。上級者の場合、このチュートリアルは、アプリ内でインタラクティブなコンテンツを作成する方法のサンプルにもなります。

Maya の使用が初めてでも、他の 3D ソフトウェアの経験があるユーザの場合、クイック ツアーをご覧いただくと、すばやく、効率的に学習できます。

検索

新しい検索機能([Ctrl]+[F])が搭載され、メニュー、ツール、コマンド、さらにはシーン オブジェクトをテキスト フィールドに入力するだけで簡単に検索できます。探しているツールの正確な名前が分からなくても、別の同義語を入力すると、入力された語句に関連する結果が返されます。

ViewCube

ViewCube が帰ってきました。ハイライト表示された領域をクリックしてカメラを回転させ、定義済みの角度に戻します。または、ドラッグしてカメラをタンブルします。また、いつでもすばやく戻すことができる既定のビューを設定することもできます。

Mayabot リグ

全機能を備えた無償のリグである Mayabot を紹介します。これにより、以下のような多数の Maya 機能を活用できます。
  • HumanIK リグにより、Mayabot と Rokoko モーション キャプチャ データの間で 100% の互換性を実現します。
  • MASH ネットワークにより、さまざまな視点を取り入れることができます。ピクセル解像度、レイアウト、カラー パターン、サイズ、シェイプを簡単に変更したり、フェースに文字やイメージを配置することもできます。
  • MASH ネットワークをコントロールするシェイプ デフォーマを使用すると、事前に作成されたエクスプレッション間でスムーズにトランジションを行ったり、独自のエクスプレッションを簡単に作成したりできます。
  • Arnold シェーダにより、詳細なスクラッチや他の不完全な部分のあるライトに、リアルに反応できます。
  • オフセット親行列により、視点の配置やスケーリングなどをコントロールできます。また、Mayabot の頭部の接続を解除して、個別にアニメートすることもできます。
  • アセット ファイルのカプセル化により、単一のノード上に最も便利なコントロールをすべて配置して、Mayabot のアニメートを可能な限り簡単にすることができます。

インタラクティブ チュートリアルで、Mayabot の優れた役割を確認することも忘れないでください。

関連項目