使用するシステムに応じて、モデルの計算に数分かかる場合があります。線形静解析とは異なり、単一の
[結果]項目がツリーに表示されます。このように、複数出力結果は処理されます。
Nastran は変位を計算し、取得した各固有値のモード形状をグラフィカルに表現します。
- ツリーで[結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
- [コンター オプション]タブで、[サブケース]ドロップダウン メニューから[モード 1]を選択し、[結果データ]メニューから[変位]を選択して、[タイプ]が[合計]に設定されていることを確認します。
- [変形オプション]チェック ボックスをオフにし、[表示]ボタンをクリックします。
- 最初の最低周波数は、約 750 Hz です。この例では、曲げモードになります。[変形オプション]チェック ボックスをオンにし、[OK]をクリックします。
- 変位していないエッジがコンター上にオーバーレイされ、変位した形状を相対的に表示します。ここでは、要素エッジは視覚的には表示されません。
最初のモードでは、プロペラ翼が変位していない翼の平面の外に曲がり、曲げモード形状を表示します。
- を右クリックして選択し、[サブケース]で[モード 6]を選択して[OK]をクリックします。
モード 6 では、ねじりモードが表示されます。再び、要素エッジをオフにして、変位していないエッジとともに表示して、相対変位を表示します。
[最大]および[最小]のラベルが邪魔となる場合は、[プロット特性]ダイアログ ボックスの[表示オプション]セクションで、要素エッジとともにこれらの表示をオフにできます。
結果をアニメーション表示する
- ツリー表示で、[結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
- [サブケース]ドロップダウン メニューから[モード 1]を選択します。[コンター]と[変位]のチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
- [アニメーション オプション]タブをクリックし、次の値を設定します。
- フレーム数 = 25
- 時間遅れ(ミリ秒) = 20
- モード = 振動
- [OK]をクリックします。
- [結果]を右クリックし、[アニメーション]を選択します。コンターと変位がアニメーション表示されます。
- アニメーションを停止するには、[結果]を右クリックし、[アニメーション]を再び選択します。
- [結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
- [コンター]チェックボックスをオフにします。 これにより、変位コンター プロットが、変位プロットに沿って補間されなくなります。
これでプロペラの固有値解析が完了しました。
ここで説明された主なトピックは次のとおりです。
- 単純な固有値解析を設定および実行する方法。
- 周波数または固有値の取得結果を解釈する方法。
- 単純なアニメーションを設定および実行する方法。