チュートリアル B4: 結果のポストプロセスを実行してアニメーション表示する

使用するシステムに応じて、モデルの計算に数分かかる場合があります。線形静解析とは異なり、単一の[結果]項目がツリーに表示されます。このように、複数出力結果は処理されます。
Nastran は変位を計算し、取得した各固有値のモード形状をグラフィカルに表現します。
  1. ツリーで[結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
  2. [コンター オプション]タブで、[サブケース]ドロップダウン メニューから[モード 1]を選択し、[結果データ]メニューから[変位]を選択して、[タイプ][合計]に設定されていることを確認します。
  3. [変形オプション]チェック ボックスをオフにし、[表示]ボタンをクリックします。
  4. 最初の最低周波数は、約 750 Hz です。この例では、曲げモードになります。[変形オプション]チェック ボックスをオンにし、[OK]をクリックします。
  5. 変位していないエッジがコンター上にオーバーレイされ、変位した形状を相対的に表示します。ここでは、要素エッジは視覚的には表示されません。

    最初のモードでは、プロペラ翼が変位していない翼の平面の外に曲がり、曲げモード形状を表示します。

  6. [結果] > [編集]を右クリックして選択し、[サブケース]で[モード 6]を選択して[OK]をクリックします。

    モード 6 では、ねじりモードが表示されます。再び、要素エッジをオフにして、変位していないエッジとともに表示して、相対変位を表示します。

[最大]および[最小]のラベルが邪魔となる場合は、[プロット特性]ダイアログ ボックスの[表示オプション]セクションで、要素エッジとともにこれらの表示をオフにできます。

結果をアニメーション表示する

  1. ツリー表示で、[結果]を右クリックし、[編集]を選択します。

  2. [サブケース]ドロップダウン メニューから[モード 1]を選択します。[コンター][変位]のチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
  3. [アニメーション オプション]タブをクリックし、次の値を設定します。
    • フレーム数 = 25
    • 時間遅れ(ミリ秒) = 20
    • モード = 振動
  4. [OK]をクリックします。
  5. [結果]を右クリックし、[アニメーション]を選択します。コンターと変位がアニメーション表示されます。
  6. アニメーションを停止するには、[結果]を右クリックし、[アニメーション]を再び選択します。
  7. [結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
  8. [コンター]チェックボックスをオフにします。 これにより、変位コンター プロットが、変位プロットに沿って補間されなくなります。

これでプロペラの固有値解析が完了しました。

ここで説明された主なトピックは次のとおりです。