選択レベルを設定する
ユーザが[シーン ビュー]で項目をクリックしても、Navisworks では、どのレベルの項目から選択を開始すればよいかがわかりません。つまり、モデル全体、画層、インスタンス、グループ、ジオメトリのみのどのレベルで開始するかがわかりません。既定の選択レベルでは、Navisworks が項目を見つけて選択できるように、[選択ツリー]でオブジェクト パスの起点を指定します。
既定の選択レベルをカスタマイズするには、[ホーム]タブ > [選択と検索]パネルを使用します。[オプション エディタ]を使用することもできます。[選択ツリー]で任意の項目を右クリックし、[選択レベルを X に設定]を選択して簡単に設定することもできます(ここで、「X」 は、使用可能な選択レベルのいずれかです)。
項目のレベルを間違えて選択していた場合は、対話形式で選択レベルを順に切り替えることができるため、[オプション エディタ]や[ホーム]タブに移動する必要はありません。この操作は、[Shift]キーを押したまま項目をクリックして行います。これにより、項目をクリックするたびに 1 レベル下の項目が選択されます。選択レベルが「ジオメトリ」に到達すると、「モデル」に戻ります。別の項目をクリックすると、選択レベルは([オプション エディタ]で設定された)既定値に戻ります。
オプション エディタで既定の選択レベルを変更する
- アプリケーション ボタン
> [オプション]の順にクリックします。
- [オプション エディタ] > [インタフェース]ノード > [選択]ページの[選択レベル]ボックスで、オブジェクト パスに必要な起点を選択します。
- [OK]をクリックします。
リボン ツールを使用して既定の選択レベルを変更する
- [ホーム]タブをクリックし、[選択と検索]パネルを展開します。
- [選択レベル]ドロップダウン リストをクリックし、必要なオプションを選択します。
選択レベルのオプション
選択レベルの有効なオプションは次のとおりです。
- [ファイル]: ファイル レベルをオブジェクト パスの起点にします。この場合、現在のファイル レベルにあるすべてのオブジェクトが選択されます。
- [画層]: 画層ノードをオブジェクト パスの起点にします。この場合、画層内のすべてのオブジェクトが選択されます。
- [最初のオブジェクト]: 画層ノードの下にある最上位のオブジェクトをオブジェクト パスの起点にします(可能な場合)。
- [最終オブジェクト]: [選択ツリー]の最下位のオブジェクトをオブジェクト パスの起点にします。Navisworks は、最初に合成オブジェクトを検索し、何も見つからなかった場合は、代わりにジオメトリ レベルを使用します。これは既定のオプションです。
- [最終固有]: [選択ツリー]の最初の固有レベルのオブジェクト(複数のインスタンスが作成されていないもの)をオブジェクト パスの起点にします。
- [ジオメトリ]: [選択ツリー]のジオメトリ レベルをオブジェクト パスの起点にします。