壁はホスト壁に埋め込むことができます。その場合、埋め込み壁はホスト壁に関連付けられます。
たとえば建物の外壁にショーウィンドウを作成する必要がある場合に、埋め込み壁が役立ちます。
埋め込み壁の動作は、窓の動作に似ています。ホスト壁のサイズを変更しても、埋め込み壁のサイズは変更されません。ホスト壁を回転すると、埋め込み壁も連動します。壁を埋め込む場合、ホスト壁のプロファイルを編集し、ホスト壁に穴を開け、その穴に壁を挿入する必要はありません([ジオメトリを切り取り]ツールを使用)
注: 楕円形の壁を選択すると、楕円形の壁に壁を埋め込むことができます。ただし、埋め込み壁を使用してホスト壁を手作業でカットする必要があります。
埋め込み壁を使用する場合は、次の事項を考慮してください。
- カーテン ウォールを別の壁に埋め込むためには、ホスト壁に平行であり、かつお互いの壁の距離が152 mm (6インチ)以内であるという条件を満たしていなければなりません。
- 壁は、[ジオメトリを切り取り]ツールで他の壁に埋め込むことができます。一部のカーテン ウォールのタイプは自動的に壁に埋め込まれます。別の壁に自動的に埋め込まれるタイプのカーテン ウォールであるかどうかを確認するには、その壁のタイプ プロパティを確認します。[自動的に埋め込む]パラメータが選択されていない場合は選択します。
- 壁をカーテン パネルに埋め込んだ後で、その埋め込み壁にカーテン ウォールを埋め込むことができます。この処理は何度でも繰り返すことができます。
- 埋め込み壁の立面図プロファイルを編集する場合は、ホスト壁の開口部が自動的に調整され、調整された開口部がホスト壁のマテリアルで満たされます。埋め込み壁の開口部に応じてホスト壁の立面図プロファイルを編集する必要はありません。