既定では、Revit は 2 つの壁が交差する場所で結合部を作成します。ただし、必要であれば、選択した壁に対して結合を禁止できます。
たとえば、壁の間にわずかに拡張スペースを持たせる場合は、隣接する壁の端部のいずれかに対して結合を禁止することで、これを実現できます。
9.5mm(3/8インチ)のエキスパンジョン スペースを有する 2 つの横方向壁
結合の禁止は、複雑な結合を解決する際にも役立ちます。たとえば、複雑な結合に壁を追加して、望ましくない結果が生成された場合、追加する壁の結合を禁止し、[ジオメトリを結合する]ツールを使用してこの壁と他の壁の間の結合を解除できます。
壁結合部の自動クリーンアップ
結合を禁止した状態で選択された壁
[ジオメトリを結合する]を使用した後にクリーンアップされた壁
結合を禁止するための手順は、壁の両端と、途中にある端部では若干異なります。
壁の端部に対して結合を禁止するには
壁の端部が別の壁に結合できなくなります。
再度結合を許可する場合は、壁の端点コントロールを右クリックし、[結合を許可]をクリックするか、壁の端部の上の (結合を許可)をクリックします。
途中にある端部に対して結合を禁止するには
途中にある端部が別の壁に結合できなくなります。
途中にある端部に対して結合を禁止する