ビデオ: 階段の構成タイプを定義する

既存の階段を複製し、階段の建築条件に合うようにタイプ プロパティとインスタンス プロパティを修正します。

このビデオは、次のことを示します。

  1. 階段タイプを複製する。
  2. プロパティを切り込み端部条件に変更する。
  3. 始端と終端の条件を変更して、切り込み端部を作成する。
注: このビデオは、Revit 2013 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

Revit では階段の作成に複数の構成タイプを使用することができます。この例では、既存の階段タイプを複製し、新しい構成タイプを作成します。

階段を選択し、[編集]パネルで[階段を編集]をクリックして階段編集アセンブリ モードにアクセスします。

階段経路や踊り場などの階段コンポーネントが選択されていない場合、階段アセンブリのプロパティが表示されます。[タイプ セレクタ]で、階段タイプを[組み立て階段]から[プレキャスト階段]に変更します。

新しいプレキャスト階段タイプを作成するには、[タイプを編集]をクリックしてタイプ プロパティにアクセスし、既存のタイプを複製します。この階段タイプでは、階段経路の端部に切り込み接合方法が指定されます。

この新しい階段タイプには、異なる階段経路の構成タイプが必要です。[階段経路のタイプ]の値を選択し、[参照]ボタンをクリックして、階段経路の[タイプ プロパティ]ダイアログ ボックスを開きます。

階段の場合と同様に階段経路のタイプを複製して、この新しいタイプで[構造の奥行き]値を変更します。

同じ方法を使用して、[階段タイプ]プロパティから[踊り場のタイプ]や[桁タイプ]のプロパティにアクセスし、これらのコンポーネントの構成も修正することができます。

作図領域で、階段経路の下端を選択し、[プロパティ]パレットで、[蹴上げを付けて開始]と[蹴上げで終了]のチェックを外します。[基準レベルと階段経路高さの差異]プロパティを編集することで、階段経路の下端における切り込み接合を確認することもできます。

階段経路の上端でも、[蹴上げを付けて開始]と[蹴上げで終了]のチェックを外します。

[蹴上げを付けて開始]と[蹴上げで終了]のオプションを変更すると、階段経路の高さが変更されます。階段の元の高さを維持するため、直接操作コントロールを使用して、必要に応じてステップを追加または削除することができます。