階段の計算は、階段の勾配を計算するために使用します。
この計算は一般的な概算式です(たとえば、『Architectural Graphic Standards』で指定されている式など)。階段の計算を使用する前に、踏み面の最小の深さと蹴上げの最大の高さの値を指定します。
- 作図領域で、階段を選択します。
- プロパティ パレットで [タイプを編集]をクリックします
- [タイプ プロパティ]ダイアログの[計算規則]で[編集]をクリックします。
- [階段の計算]ダイアログで、[「階段の計算」を使って勾配を計算します]を選択します。
- [階段勾配の計算規則]で、[立上り]で乗じる値を入力します。
- 踏み面の奥行きで乗じる値を入力します。
- 階段の計算の最大値および最小値を入力します。
注: 階段の計算は、階段のインスタンス プロパティで入力された踏み面を使って計算を実行します。指定した値から算出された値が許容値の範囲外になった場合は、警告が表示されます。
- [OK]をクリックします。
階段の計算は新しい階段の踏み面の奥行きのみを計算し、既設の階段には影響を与えません。