楕円形の壁をモデリングする場合は、次のベスト プラクティスに従ってください。
一般的に、[楕円]または[部分楕円]描画ツールで作成した壁のベスト プラクティスは、他の壁タイプのベスト プラクティスと同じです。いくつか例外や異なる動作をする関数があるので、それらを以下に示します。
[楕円]または[部分楕円]ツールを使用して壁を作成する場合、次の機能は現在サポートされていません。
- [楕円]または[部分楕円]ツールを使用して円形の壁を作成することはできません。その場合は、代わりに[円弧壁]ツールを使用します。
- 階段またはスロープを配置する際、楕円形の壁は選択できません。
- 楕円形の壁にデカル転写を配置することはできません。
- [選択]ツールでチェーン要素(楕円)を使用して壁または床を作成することはできません。楕円の要素は個別に選択する必要があります。
- 1 つまたは両方の壁が楕円の場合、フィレット円弧は作成できません。
- 現在、Revit では楕円形の壁に対する解析モデルは作成されません。
- 面を分割する
- 構造解析
次の関数は、他の壁タイプと動作が異なります。
- 楕円の重ね壁を作成できるのは、[タイプ プロパティ]
[構造] [アセンブリを編集]の[オフセット]ドロップダウンで[壁の中心線]が選択されている場合のみです。
- 楕円形の壁を配置した後に配置基準線を移動することはできません。楕円形の壁の配置基準線は、[壁の中心線]に設定する必要があります。
- 楕円形の壁を選択すると、楕円形の壁に壁を埋め込むことができます。ただし、埋め込み壁を使用してホスト壁を手作業でカットする必要があります。
- 床がアタッチされた楕円形の壁の半径を変更するときなど、スケッチされた境界は拘束されません。
- モデルに傾斜した壁または楕円形の壁が含まれている場合、不正確なエネルギー解析結果が生成される可能性があります。