管理権限を設定する

Internet Information Service (IIS) Manager でユーザやグループ レベルのアクセス権を設定することにより Revit Server Administrator へのアクセスをコントロールでき、ユーザに事前にログインと認証を強制することができます。

次の手順では処理の概要を説明しますが、詳細については Windows IIS 管理ベストプラクティス集やドキュメントを参照してください。さらに、Autodesk ではアクセスを制限する前に Revit Server Administrator の機能を検証するよう推奨しています。

Revit Server のインスタンスで基本的な権限を設定するには

  1. Revit Server のホスト コンピュータで、IIS マネージャを起動します。
  2. [インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]で、サーバ名と一致するツリー ノードを展開し、[サイト] [Default Web Site]を展開して、[RevitServerAdmin]ノードを選択します。
  3. Web サーバの役割サービスの下で基本および Windows 認証をインストールします。中央の[機能ビュー]ペインで、[認証]アイコンをダブルクリックします。
  4. [基本認証]および[Windows 認証]が[有効]に設定されていることを確認します。
  5. [匿名認証]が[無効]に設定されていることを確認します。
  6. [RevitServerAdmin]ノードをもう一度選択します。
  7. [機能ビュー]ペインで、[承認規則]アイコンをダブルクリックします。
  8. [承認規則]ペインで、すべてのユーザに対するアクセスを制限するすべてのユーザーの規則を選択して削除します。
  9. [操作]ペインで、[許可規則の追加]をクリックします。
  10. [許可の承認規則の追加]ダイアログで、[役割またはユーザ グループの指定]または[指定されたユーザー]を選択し、役割/グループまたはユーザを入力します。
    注: グループを作成し、そのグループのアクセス制御に使用する各サーバを設定します。その後は、1 か所に置かれているグループを修正するだけで済みます。