ファミリにアタッチされているコネクタは、ダクト、配管、電気、その他のシステムにファミリを接続するのに使用されます。
次のいずれかの方法を使用してコネクタを追加することができます。
このオプション(輪郭エッジ中心=true)は、輪郭エッジ中心にその点を保持します。
このオプションを使用すると、選択した面にコネクタを配置することができます。ほとんどの場合は、面を指定して寸法を使用することによってコネクタを目的の場所に拘束して、[面に配置]オプションと同様の操作をすることができます。ただし、一般的に、この方法は効率的に使用するために追加のパラメータと拘束が必要となります。
継手(配管およびダクト継手)は、ファミリのインスタンス基準点がコネクタの交点になることが要求されます。継手ではほとんどの場合、継手上にすべてのコネクタ(継手まで延長されている場合)が交差する点があります。継手は、この交差する点を中心(正面/背面)作業面、中心(左/右)作業面、および参照レベル作業面の元の交点に配置されることが要求されます。このため、ファミリの作成を開始する前に、これらの参照面を固定することが最良の方法です。
継手コネクタを配置する場合、メインのコネクタは X 軸上にある面に配置する必要があります。これがメイン コネクタであることを示す十字が表示されます。これは、平面図ビューに面を表示することによって、確認することができます。メイン コネクタが他のコネクタに対して正しく配置されていなかったり、すべてのコネクタが正しく回転されてリンクされていないと、予期しない結果を招く場合があります。
コネクタの回転は、コネクタの配置の重要なパートです。コネクタの向きは、パートに自動的に挿入されたオブジェクトの正確な向きを決定します。これは、丸型コネクタにはそれほど重要ではありませんが、角型ダクト継手のコネクタのような、角型のコネクタには非常に重要です。長方形コネクタの場合は、幅を X 軸と Y 軸にある面に割り当てられるように、長方形コネクタを方向付ける必要があります。高さはこれらの軸にはありません。角型コネクタが適切に回転しない場合は、角型ダクト継手が正しく挿入されていないために予期しない結果になる可能性があります。パート ジオメトリがはっきりと表示されるように、3D ビューでコネクタを回転する方が簡単な場合があります。
コネクタの矢印は、ダクトまたは配管(押し出し)がコネクタを完成するために作成された場合に、その向きを示します。これは、流れの方向を示しません。ほとんどの場合、コネクタの矢印は、コネクタが関連付けられているオブジェクトから離れて外側を指します。そうでない場合は、作成されるダクトまたは配管は、オブジェクト ジオメトリから離れずにオブジェクトを通過します。コネクタを選択してフリップ矢印をクリックすることによって、コネクタ矢印の方向を修正することができます。