ネストおよび共有パラメータを使用して、ロード可能なファミリのタグ付けおよび集計をコントロールします。
このビデオは、次のことを示します。
ロード可能なファミリを作成する場合は、複数のファミリを相互にネストまたは挿入して、複雑なジオメトリを作成することができます。ファミリがネストされている場合、それらを共有にも非共有にもできます。ネストされたファミリの共有設定によって、プロジェクトにロードされた場合のタグ付けおよび集計が変化します。
この例では、ネストされたファミリを使用して、複合窓(連動窓)を作成します。複合ユニットは、中央の FIX 窓とその両脇の上げ下げ窓から構成されています。最初の例では、上げ下げ窓は FIX 窓ファミリにネストされます。ネストする前に、[ファミリ カテゴリとパラメータ]ダイアログで窓が共有されていないことを確認します。
複合窓を作成したら、プロジェクトにロードします。タグ付けと集計を行うと、複合窓全体が単一の窓として機能します。
上げ下げ窓を、FIX 窓ファミリにネストする前に共有されるように変更します。これで、複合ユニットをプロジェクトにロードすると、[Tab]キーを押してタグを配置することによって、上げ下げ窓に個別にタグ付けできます。上げ下げ窓は複合ユニットとともに、集計表にリストされます。ただし、FIX 窓はまだ個別にタグ付けも集計もできません。
複合ユニットで FIX 窓にタグ付けおよび集計を行うには、FIX 窓の共有およびネストも必要です。この例では、新しい窓ファミリを作成して、上げ下げ窓と FIX 窓の両方で[共有]を選択し、これらのファミリをホスト ファミリにネストします。ファミリをプロジェクトにロードすると、ネストされたサブコンポーネントすべてにタグ付けや集計を行うことができます。
ネストを使用してより複雑なファミリを作成し、共有パラメータを使用してネストされたファミリのタグ付けと集計の動作をコントロールします。