一般注釈ファミリを作成するか、Revit ライブラリにある使用可能な注釈ファミリからロードすることができます。
この操作方法では既存の注釈ファミリを使用します。
注: この操作方法例では特定のファミリ ファイルを使用していますが、この手順はモデル ファミリに追加するすべての一般注釈に共通するものです。
- [ファイル]タブ [開く][ファミリ]をクリックします。
- Imperial Library フォルダにある 特別機器フォルダから、microwave.rfa ファミリを開きます。
メトリック ユーザ: Metric Library フォルダの電子レンジは同じフォルダにあり、M_microwave.rfa という名前が付いています。
注: 製品のローカライズ バージョンを使用するユーザには、この手順で指定されているものとは異なるファミリ名とパスが表示される場合があります。
- [挿入]タブ[ライブラリからロード]パネル (ファミリをロード)をクリックします。
- [注釈]フォルダにナビゲートし、Label Annotation 3-32.rfa を選択し、[開く]をクリックします。
メトリック ユーザ: [注釈]フォルダにナビゲートし、M_Label Annotation.rfa を選択し、[開く]をクリックします。
- 電子レンジ.rfa ファイルで平面図ビューを開きます。
平面図にのみ一般注釈を配置できます。
- [注釈]タブ[詳細]パネル (記号)をクリックし、電子レンジの中心にある 2 つの参照面の交点にラベルのインスタンスを配置します。
参照面の交点にラベルをスナップ
次に、ホスト ファミリのパラメータをこのラベルに関連付けます。
- [修正 | 配置シンボル]タブ[プロパティ]パネル (ファミリ タイプ)をクリックします。
- [ファミリ タイプ]ダイアログの[パラメータ]で、[追加]をクリックします。
- [パラメータ プロパティ]ダイアログの[パラメータ タイプ]で、[ファミリ パラメータ]を選択します。
- [パラメータ データ]の[名前]に Label と入力します。
- [パラメータ タイプ]で、[文字]を選択します。
このパラメータはタイプ別に格納されます。
- [OK]を 2 回クリックします。
- 電子レンジに配置したラベル インスタンスを選択し、[プロパティ]パレットで、[タイプ編集]をクリックします。
- [ラベル]パラメータを見つけます。
- [ラベル]パラメータの行で、等号記号(=)列の下のボタンをクリックします。
- [ファミリ パラメータの関連付け]ダイアログで、[ラベル]パラメータを選択します。これは、手順 8~12 で作成したパラメータです。
- [OK]を 2 回クリックします。
- 必要であれば、プロジェクトでラベルが表示される詳細レベルを設定できます。注釈のインスタンス プロパティにアクセスします。[表示/グラフィックスの上書き]インスタンス パラメータの隣にある[編集]をクリックし、[簡略]、[標準]、または[詳細]を選択します。特定の詳細レベルを選択しないままにしておくと、ラベルはプロジェクト ビュー セットでその詳細レベルでは表示されなくなります。
- microwave.rfa ファミリを保存し、プロジェクトにファミリをロードします。
- 平面図ビューを開き、[建築]タブ[構築]パネル (コンポーネント)をクリックします。
- [タイプ セレクタ]から電子レンジを選択し、プロジェクトにインスタンスを配置します。
- 電子レンジを選択し、プロパティ パレットで [タイプ編集]をクリックします。
- [タイプ プロパティ]ダイアログの[ラベル]に、MW と入力します。
- [OK]をクリックします。
電子レンジは、指定したラベルとともにビューに表示されます。
- 必要であれば、ラベルの表示を変更するためにビューの詳細レベルを変更します。
「ファミリの表示と詳細レベルを管理する」を参照してください。
注: ラベルの表示設定は、[表示/グラフィックス]ダイアログの[注釈カテゴリ]タブにある[一般注釈]をオフにして変更することもできます。