プロファイル ファミリを作成してプロジェクトにロードし、要素のジオメトリの定義に使用できるようにします。
このビデオは、次のことを示します。
プロファイル ファミリは、2D の閉じたループのファミリであり、モデル内要素の形状を定義するために使用されます。たとえば、手摺の丸い形状、鼻隠しの矩形状、下方屈曲型のスラブ ハンチのより複雑な形状はプロファイルによって定義されます。多くのさまざまな要素で、形状設定にプロファイルが使用されています。
プロファイル ファミリを作成するには、アプリケーション メニューから[新規作成] > [ファミリ]の順にクリックします。使用目的が最も近いテンプレートを選択します。テンプレートに含まれる情報を使用すると簡単にプロファイルを作成できます。この例では、壁の造作材として使用するプロファイルを作成します。そのために、[プロファイル - ホスト]テンプレートを選択します。
閉じたループのスケッチが作成されます。このループによって要素の輪郭が定義されます。スケッチには拘束を設定できます。また、他のファミリと同様にパラメータ指定も可能です。この例では、パーツが 1 つの形状またはサイズから構成されているため、追加のパラメータや拘束は必要ありません。プロファイルの輪郭を指定するだけで十分です。
[プロファイルの用途]プロパティを設定して、モデル内でそのプロファイルを使用できる要素の種類をフィルタできるようにします。たとえば、このプロファイルは壁の造作材にのみ必要ですから、[プロファイルの用途]に[壁の造作材]を指定します。[一般]に設定されたプロファイルは、すべての要素で使用できます。プロファイルを保存し、モデルにロードします。
モデル内で壁の造作材を選択し、[タイプを編集]をクリックします。[タイプ プロパティ]ダイアログでプロファイルを選択します。リストには、[壁の造作材]プロパティまたは[一般]プロパティだけが表示されます。異なる用途が設定されている他のプロファイル ファミリは、モデル内にロードされていても、リストには表示されません。
プロファイル ファミリを使用して、モデル内の多くの要素の形状を設定します。[プロファイルの用途]プロパティを使用して、そのプロファイルを使用できる要素を指定するか、すべての要素でそのプロファイルを使用できるように[一般]を指定します。プロファイル ファミリにパラメータとタイプを追加すると、プロファイル ファミリをより柔軟に活用できます。