ファミリ エディタでコンポーネントを作成する場合は、ラベル付けされた寸法や表示パラメータなど、同一パラメータでコントロールされる同じ要素の作成が必要になることがよくあります。
例
パラメータ化された要素をコピー、配列、またはグループ化すると、その要素をコントロールするパラメータもコピーされます。
次に示すサンプルでは、一般ファミリが 2 つの押し出しにより作成されています。両方の押し出しの下部は、水平参照面に位置合わせされています。大きな押し出しの高さは、H のラベルが付いた寸法によりコントロールされています。小さな押し出しの高さは、(H/2)のラベルの寸法によりコントロールされています。[ファミリ タイプ]ダイアログで、高さ/2 と等しくなるように式が(H/2)パラメータに追加されています。さらに、表示パラメータが作成され、分割とペイントされた面を持つ、小さい方の押し出しに適用されています。
パラメータによりコントロールされた要素(ここではラベル付き寸法)
上記のサンプルを引き続き使用して、サブ高さ要素と同じ一連の要素を作成するには、この要素をコピー、配列、または鏡像化します。これにより、関連付けられているパラメータがコピーされます。下のイメージでは、小さい方の要素が配列され、ラベル付き寸法、着色された面、および表示パラメータが、配列された各要素に適用されています。 「配列の作成について」を参照してください。
パラメータ化された要素の配列
[ファミリ タイプ]ダイアログで、このサンプルの高さの値を 6 から 8 に変更すると、配列された要素が新しい値に調整されることに注目してください。
変更したパラメータ値が適用された配列要素