温度分布を可視化する

この手順では、筐体全体と特定の部品での温度の結果を確認します。

1.すべての部品の温度を表示するために、次の手順を実行します。

次のように表示されます。

2.[結果]タブ > [結果タスク]パネル > [平面]をクリックします。

3.平面の温度を表示し、ベクトルを非表示にします。

次のように表示されます。

注: 温度分布の詳細を確認するには、平面を移動します。

4.平面を動かすには、垂直軸上でクリックし、平面を下にドラッグします。

筐体内の平面を動かすと、次のように表示されます。

これらのビューは、筐体全体の空気とコンポーネントの温度を示します。コンポーネントの温度はあらゆる電子機器筐体のシミュレーションで最も重要な結果の 1 つであるため、これらの温度値の一部を抽出する必要があります。

5.ビューを簡略化するために、[平面]状況依存パネルで[削除]をクリックして、平面を削除します。

6.クイック アクセス ツールバーから、モデル全体の表示スタイルを[シェーディング]に変更します。

7.筐体と空気の各部品で[Ctrl]キーを押しながらマウスの中央ボタンをクリックして、それらを非表示にします。次のように表示されます。

8.[結果]タブ > [結果タスク]パネル > [部品]をクリックします。

9.小型チップを選択し、[計算]をクリックします。温度が[出力]タブに表示されます。

10.筐体全体のコンポーネントの温度を確認する場合は、他の部品で上記の手順を繰り返します。

注: この手順は、選択した各コンポーネントの正確な温度を示します。これらは、個別に選択することも、まとめて選択することもできます。ここでは、6 つのチップの温度が推奨最大値の 60 ℃ に近いことを確認することができます。

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