ジョブ サーバ キューの概要

ジョブ サーバ キューは、処理待ち状態のクライアント(Inventor、AutoCAD、Vault、Autoloader)によって送信されたジョブの一覧、つまりキューです。このキューは、Vault Server によって保管および管理されます。

注: ジョブ サーバ キューを変更するには、管理者である必要があります。

[ジョブ サーバ キュー]ダイアログ ボックスを理解する

[ジョブ サーバ キュー]ダイアログはパブリッシュ用としてキューに入れられたジョブの管理を可能にします。このダイアログで、手動でジョブを印刷したり、停止中のジョブを再送信したり、個別のジョブの詳細を再確認したり、ジョブ キューの情報の表示形式をカスタマイズできます。

注: [ジョブ サーバ キュー]ダイアログはモードレスです。これは、開いている間に他のコマンドやアクションを実行できることを意味します。必要に応じて、最小化したり別の場所に移動することができます。

ジョブ サーバ キューの詳細

この表では、[ジョブ サーバ キュー]ダイアログの詳細について説明します。 

詳細

説明

ジョブ タイプ

処理に提出されたジョブのタイプです。ビジュアル化ジョブは、「Autodesk.Vault.DWF.Create」のようにファイル拡張子が付いて表示されます。 

提出者

ジョブをキューに提出したユーザの名前を表示します。

 

提出日

ジョブがキューに提出された日時を表示します。 

Job Processor

処理を実行するためにジョブをキューから取り出したコンピュータの名前を表示します。 

説明

キュー内のジョブに関する詳細情報を表示します。このフィールドには、「DWF が作成: ファイル名」も表示されます。 

ステータス

ジョブのステータス(保留中、処理中、エラー)を表示します。 

結果

ジョブがエラー ステータスの場合にのみ、情報を表示します。 

ジョブ サーバのコマンド

この表では、[ジョブ サーバ キュー]ダイアログのコマンドについて説明します。 

コマンド

説明

閉じる

[ジョブ サーバ キュー]ダイアログを閉じます。 

キュー開始日

一覧をフィルタ処理し、指定日時以降のジョブ キューを、先頭から 1,000 件まで表示します。 

[更新]

キューを更新します。 

再提出

エラーが発生したジョブを再処理します。このボタンは、ジョブがエラー ステータスの場合にのみ有効化されます。 

[削除]

送信済みのジョブをキューから削除します。

キューに戻す

Job Processor によるジョブの予約を削除します。 

[表示]

現在のキュー グリッドを既定のプリンタに印刷します。   

[サイトの所有権を取得する]

そのサイトに送信されたジョブを処理します。

Vault Client によってジョブが送信されると、ジョブはジョブ キューに入り、そのサイトに接続されている Job Processors によってのみ処理されます。複数のサイト間でファイルが転送されないようにするため、Job Processor は他のサイトに送信されたジョブを処理しません。

フォルダへ移動

注: このオプションを表示するには、特定のジョブを右クリックします。

Vault 内でファイルを特定し、ハイライト表示します。

ジョブ サーバ キューの作業

ジョブ サーバは、処理待ち状態のジョブの一覧を保持します。これらのジョブは、ジョブ サーバ キューを使用して実行できるタスクのことです。