ライフサイクル定義を作成する

[ツール] [管理] [Vault 設定]をクリックします。

[Vault 設定]ダイアログボックスで、[動作]タブ [ライフサイクル]を選択します。

[新規作成]をクリックし、[ライフサイクル定義 - 新しい定義]ダイアログボックスを開きます。

[定義名]フィールドに、ライフサイクル定義名を入力します。

[カテゴリ]一覧から、ライフサイクル定義を割り当てるカテゴリを選択します。ライフサイクル定義は複数のカテゴリやエンティティタイプ(ファイル、フォルダ、アイテム、カスタムオブジェクト)に割り当てることができるため、カテゴリフィールドはエンティティタイプ別に分類されています。

[説明]フィールドに、新しいライフサイクル定義の説明を入力します。

ドロップダウンから目的の[定義のセキュリティ]を選択します。

[オブジェクトベースのセキュリティと結合]: このライフサイクル定義内の個別のステータスについて定義されたステータスベースのセキュリティを、オブジェクトに設定されたオブジェクトベースのセキュリティと結合します。つまり、結合されたセキュリティがエンティティに対して有効になります。
[オブジェクトベースのセキュリティをオーバーライド]: このライフサイクル定義内の個別のステータスについて定義されたステータスベースのセキュリティで、オブジェクトに設定されたオブジェクトベースのセキュリティをオーバーライドします。つまり、ステータスベースのセキュリティがエンティティに対して有効になります。

注: Vault 2016 以前からマイグレーションした Vault では、[オブジェクトベースのセキュリティをオーバーライド]を既定の設定として使用するため、従来の(シングルゲート)セキュリティが維持されます。ただし、すべての新しい Vault では[オブジェクトベースのセキュリティと結合]を既定の設定として使用します。これは、デュアルゲートセキュリティ設定です。この設定はいつでも変更して、従来の(シングルゲート)セキュリティを擬似的に使用することができます。

プラス記号(+)のボタンをクリックして、新しい定義のライフサイクルステータスを作成します。

ライフサイクルステータスの作成が完了したら、[ライフサイクルの詳細]一覧でライフサイクルステータスを選択し、チェックマークをクリックして、ライフサイクル定義の既定のステータスとして設定します。

ライフサイクルステータスを並べ替えるには、[ライフサイクルの詳細]ビューでステータスを選択し、上向きの矢印または下向きの矢印をクリックします。ライフサイクルステータスの順序に基づいて、[ステータスを変更]ダイアログでの表示順序が決定します。

完了したら、[OK]をクリックして新しい定義を保存します。