カスタム コンテンツ センター保存のために Inventor Data Standard を有効にする

Inventor アセンブリ ファイルにライブラリを追加する際、カスタム コンテンツ センター(CC)を使用して、名前やプロパティなどを変更することができます。

既定の動作

CC パーツをカスタム パーツとして追加すると、既定では、Vault ファイルの採番および VDS 保存が省略されます。カスタム CC コンポーネントをプロジェクト パスに保存できます。ファイル採番と VDS インタラクションは行われません。

Vault 採番のみを有効にする

VDS インタラクションを行わずに Vault 採番のみを有効にするには、このオプションを設定します。

この場合、カスタム CC コンポーネントをプロジェクト パスに保存するときに、Vault の[ファイル番号]ダイアログが表示され、ファイル名が提示されます。[名前を付けて保存]ダイアログで、ファイルの場所を選択します。

Vault 採番のみを有効にするには、設定ファイルを編集して EnableVaultNumSchemeForCmds に「InteractionEvents」を追加します

注:
  • 設定ファイルを編集する前に、元の設定ファイルのコピーを作成し、「既定」_「イニシャル」として保存します。
  • 「dataStandard.InvAddIn.dll.config」以外のファイルを変更しないように注意してください。
  • Windows の[ファイル エクスプローラ] > [オプション]で[隠しファイル、隠しフォルダ、隠しドライブを表示]を有効にして、フォルダを特定します。

Vault 採番と VDS インタラクションを有効にする

Vault 採番と VDS データシート インタラクションを有効にするには、このオプションを設定します。

この場合、カスタム CC コンポーネントをプロジェクト パスに保存するときに、[名前を付けて保存]ダイアログは[コンテンツ センターから配置]オプションの一部になっています。VDS ダイアログでは、ファイルの場所(VDS ダイアログで選択した場所)とファイル名の両方が、ファイルの Vault 番号または手動で指定したファイル名で上書きされます。

VDS 保存ダイアログを有効にするには、DisableVdsForCmd から「InteractionEvents」を削除します