リンクを使用すると、すべてのプロジェクト関連データを 1 つの場所で編成および管理することができます。
リンクとは、プロジェクト エクスプローラ内の任意の場所に配置できるオブジェクトを直接的に表したものです。リンクはプロジェクト エクスプローラ内の任意の場所に配置できますが、リンクのターゲットを配置できるのは 1 つの場所だけです。リンクはファイル、フォルダ、項目、変更管理に対して作成できます。
リンクは、ターゲット オブジェクトを直接的に表すため、ターゲットのプロパティがすべて割り当てられています。したがって、ターゲットとの違いはほとんどありません。リンクは名前もターゲットと同じです。そのため、リンクとターゲットを明確に区別する際は、リンクのアイコン上にあるショートカット オーバーレイ 
が目印になります。たとえば次の図では、下側の子オブジェクトがリンクです。
リンクのアイコンは、ターゲットと同じですが、ショートカット オーバーレイが追加されています。
リンクに対するコマンドの動作
リンクに対して実行したコマンドは、2 つのコマンドを除き、すべてターゲット オブジェクトを対象にして実行されます。ターゲット オブジェクトに加えた変更がリンクによって表されます。たとえば、ユーザがファイルへのリンクに対して名前変更コマンドを実行した場合、ターゲット ファイルの名前が変更されます。変更後の名前は、ターゲットにもリンクにも表示されます。
このルールが適用されないのは、[削除]コマンドと[移動]コマンドの 2 つです。これらのコマンドは、リンクのみを対象に作用し、ターゲット ファイルには作用しません。