Autodesk Inventor は Vault Professional の BOM 管理に使用できます。
Autodesk Inventor のアセンブリ ファイル内で、ファイル内の各コンポーネントに BOM のステータスを割り当てることができます。割り当てるステータスによって、そのコンポーネントが Vault Professional の[アイテム]に表示されるどうかが決まります。Autodesk Inventor の[BOM]ダイアログ ボックスで、コンポーネントを以下のいずれかに割り当てることができます。
- 標準: アイテムを BOM のコンポーネントとして扱い、数量を割り当てることができます。
- ファントム: ¥設計プロセスを簡素化するためにコンポーネントが使用されていることを示し、一時的にのみ存在します。設計時にのみ存在します。ただし、BOM に明確に存在するラインアイテムではありません。アセンブリがアイテムに割り当てられると、Vault Professional には表示されなくなります。
- 参照: 設計にコンテキストを追加するためにコンポーネントが使用されているか、コンポーネントが構築ジオメトリとして使用されていることを示します。たとえば、スケルトン モデリングのスケルトン パーツやアセンブリです。 アセンブリがアイテムに割り当てられると、Vault Professional には表示されなくなります。
- 購入済み: 組み立てられたコンポーネントでないことを示します。たとえば、シリンダ、ピストン、緩衝装置です。 購入済みコンポーネントは、パーツやアセンブリでない限り、単一の BOM ラインアイテムとして扱われます。たとえば、購入済みとマークされたアセンブリは、パーツのみをリストアップしたパーツ一覧にパーツとして表示されます。購入済みコンポーネントがアセンブリの場合、通常その子は BOM に含まれません。また、子は BOM の数量計算からも除外されます。購入したアセンブリの標準の子コンポーネントは、構造化されたパーツ一覧に含まれ、採番されますが、パーツのみをリストアップしたパーツ一覧には表示されません。
- ユニット品: 組み立てられたアセンブリについて、その子コンポーネントが単一のアイテムとして扱われることを示します。
これらのさまざまなカテゴリに関する詳細は、Autodesk Inventor のヘルプを参照してください。