[STL ファイルを読み込み](Import STL File)ダイアログ ボックス

STL ファイルを読み込むためのオプションを提供します。

名前(Name)
STL ファイルから作る 3ds Max オブジェクトの名前を入力します。既定値はファイル名(拡張子なし)か、STL ファイルに保存されている名前です。
頂点を連結(Weld Vertices)
STL ファイルで一致する頂点は、3ds Max メッシュ上で連結させます。
  • [同一のみ](Identical Only) オンにしておくと、STL 読み込みの際に、STL 形式に最適化した連結アルゴリズムが使用されます。この連結操作は、XYZ で同じ(同一の)空間座標を占有する頂点のみを連結することで機能します。標準の 3ds Max 連結法よりも処理時間が最高 30 倍速くなるので、オンにすることを推奨します。
    注: 3ds Max 2024 以降、[クイック連結](Quick Weld)の名前は[同一のみ](Identical Only)に変更されました。
  • [しきい値を使用](Use Threshold) オンの場合、STL 読み込みに標準の 3D Studio の連結方法が使用されるため、処理が非常に遅くなる可能性があります。しきい値を調整して、各頂点が連結される距離を指定します。互いの距離がこの値以下である頂点は、1 つの頂点に連結されます。このプロセスにより、[しきい値を使用](Use Threshold)オプションが[同一のみ](Identical Only)よりも遅くなります。
自動スムーズ(Auto-Smooth)
オンの場合、指定した[スムージング角度](Smooth Angle)の値に基づいて、スムージング グループをジオメトリに適用します。指定した[スムージング角度](Smooth Angle)値よりも面の間の角度が大きい場合、それらの面の間のエッジは、レンダリング イメージでファセットとして表示されます。指定した[スムージング角度](Smooth Angle)値より小さいフェース間のエッジがスムージングされます。
角度スムーズ(Smooth Angle)
スムージング角度の大きさを決定します。
法線を統一(Unify Normals)
オブジェクトごとに、すべての法線が同じ方向(通常は外向)を向くようにします。シーンを表示して、面の法線が正しく描かれない場合、[法線](Normal)モディファイヤで方向を修正します。