デルタ Mush(Delta Mush)

リラックスした既定のポーズに基づいて、詳細を維持しながらメッシュをスムーズにします。

[デルタ Mush](Delta Mush)オペレータを使用して、デフォメーション アーティファクトをフィルタし、スムージング エフェクトを作成します。[デルタ Mush](Delta Mush)オペレータは頂点データ を提供します。

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従来の計算を使用(Use Legacy Compute)

従来の(2023 Update 2 より前の)デルタ Mush デフォーマを使用した場合、対称メッシュの処理で問題が発生しました。その後は改善されています。

このオプションをオンにすると、従来のデルタ Mush 計算方法を使用できます。このオプションは、古いシーン ファイルをロードするときに、以前と同じように動作するようにする場合にも有効にされます。ただし、新しいシーンの場合は、このボックスがオフになり、新しいプロセスが使用されます。従来の計算を使用する必要はありません。

従来の計算と改善された新しい計算を切り替えることができますが、切り替えはジオメトリが「ニュートラル」または「レスト」ポーズのときに実行してください。レスト ポーズにはデルタ Mush 機能に重要な情報が格納されています。切り替えるときには、警告メッセージが表示されます。

[リラックス](Relax)領域

強度(Strength)
各スムージング操作中に頂点が移動する距離をコントロールします。
反復(Iterations)
スムージング処理の反復回数を設定します。
[境界を固定](Pin Borders)チェック ボックス
有効な場合は、境界の頂点を現在の位置に固定して、スムージング中に移動しないようにします。このオプションは、複数のオブジェクトを使用する場合や、開いたエッジを共有する複数の要素を単一オブジェクト内で使用する場合に特に有効です。

[マスク](Mask)領域

[頂点カラーでマスク](Mask with Vertex Colors)チェック ボックス
頂点カラーを使用してオブジェクトの領域をマスクします。
この設定は、[デルタ Mush](Delta Mush)の強度をコントロールする場合、特に小さなフィーチャの詳細を維持する場合に便利です。
マップ チャネル(Map Channel)
選択した頂点カラーに割り当てられるマップ チャネルを設定します。

[レスト ポーズ](Rest Pose)領域

[レスト ポーズをキャプチャ](Capture Rest Pose)ボタン
スムージング操作を計算するための既定値(ニュートラル ポーズ)を設定します。

[変形](Deform)領域

[変形](Deform)メニュー
現在の変形を、[リラックスされたベース メッシュ](Relaxed Base Mesh)、[リラックス状態](Relaxed)、または[リラックスされたデルタ](Relaxed Delta)の中から指定します。