ノイズ除去

その他の資料
Arnold ユーザ ガイド』の「ノイズ除去」も参照してください。

Arnold でのレンダリングに使用できるノイズ除去オプションが 3 つあります。

OptiX™ デノイザー イメージャ

このイメージャはポストプロセス効果として使用できます。イメージャは、結果をクランプおよびブレンドするための追加のコントロールも公開します。 Nvidia AI テクノロジ ベースで、IPR および ルック デベロップメントで使用するために、Arnold に統合されています。OptiX™ デノイザーは、IPR 中に使用するためのものです(カメラを移動したり、他の調整を行ったときに、非常に短時間でノイズ除去された画像が得られるようになっています)。

OIDN デノイザー イメージャ

OIDN デノイザー(Intel の Open Image Denoise テクノロジに基づく)は、後処理効果として使用できます。これは、IPR と併用できるようにイメージャとして Arnold に統合されているため、カメラの移動やその他の調整を行うときに、イメージのノイズをすばやく除去することができます。

Arnold デノイザー(Noice)

Arnold デノイザー(Noice)は、専用の UI から実行でき、[レンダリング設定](Render Setup)ウィンドウの [Denoiser タブ](topicid=arnold_for_3ds_max_ax_render_setup_ax_denoiser_html)、またはイメージャとして公開されます。Arnold デノイザーを使用するには、分散 AOV を有効にした状態で、Arnold EXR ドライバを使用して最初にイメージをレンダリングする必要があります。スタンドアロン プログラムとして使用することもできます(noice.exe)。

このイメージャはポストプロセス効果として使用できます。シーンをレンダリングするときにイメージのノイズを自動的に除去し、ノイズ除去設定を編集して、結果のイメージをレンダー ビューに直接表示できます。速度よりも品質が重視されるため、高品質の最終フレームのノイズ除去やアニメーション シーケンスに最適です。

注:

imager_denoiser_noice は、一時的なノイズ除去をサポートしていません(アニメーションのノイズ除去に使用します)。