Max スクリプトコマンド

MAXtoA には、スクリプト処理可能なカスタム コマンドが用意されていて、プラグイン機能の一部を手動で実行できます。各コマンドの詳細は次のとおりです。

MAXtoA のバージョン

次のコマンドは、プラグインと Arnold のバージョンを出力します。

MAXToAOps.MAXToAVersion() 
MAXtoAOps.ArnoldVersion() 

マテリアルの読み込み/書き出し

ExportMaterials

指定したマテリアル リストを、指定した .ass ファイルまたは .mtlx ファイルに書き出します。操作結果を名前付きの列挙型として返します。

mtl1 = PhysicalMaterial()
mtl2 = MatteShadow()
result = MAXToAOps.ExportMaterials "d:\\temp\\MyMaterials1.ass" #(mtl1, mtl2) 

ExportMaterialsSelected

SME (スレート マテリアル エディタ)で選択したマテリアルを、指定した .ass ファイルまたは .mtlx ファイルに書き出します。操作結果を名前付きの列挙型として返します。

result = MAXToAOps.ExportMaterialsSelected "d:\\temp\\MyMaterials2.mtlx" 

ExportMaterialsSelNodes

選択したノードに割り当てられているマテリアルを、指定した .ass ファイルまたは .mtlx ファイルに書き出します。操作結果を名前付きの列挙型として返します。

result = MAXToAOps.ExportMaterialsSelNodes "d:\\temp\\MyMaterials3.mtlx" 

ExportMaterialsScene

すべてのシーン マテリアルを、指定した .ass ファイルまたは .mtlx ファイルに書き出します。操作結果を名前付きの列挙型として返します。

result = MAXToAOps.ExportMaterialsScene "d:\\temp\\MyMaterials4.ass" 

ImportMaterials

.ass ファイルまたは .mtlx ファイルのリストからマテリアルを読み込んで、結合されたマテリアル リストを返します。エラーの場合は空のリストを返します。読み込んだマテリアルは、読み込んだファイルごとに SME の個別のタブに配置されます。

myMtls = MAXToAOps.ImportMaterials #("d:\\temp\\MyMaterials1.ass", "d:\\tempMyMaterials2.mtlx")