Arnold シーン ソース

その他の資料
Arnold ユーザ ガイド」の「Arnold シーン ソース」も参照してください。

Arnold Scene Source (.ass)は、人間が読める編集可能な ASCII ファイルで保存されたネイティブのシーン定義フォーマットです。

レンダリングによる .ASS への書き出し

MAXtoA ではシーンを .ass ファイルに保存することができます。このファイルは後で、kick (マルチプラットフォームのコマンドライン ユーティリティ)を使用して 3ds Max の外部でレンダーしたり、プロシージャルによるレンダーに使用したりすることができます。

[レンダリング設定](Render Setup)の System タブの「Export to Ass File」

この方法で書き出された .ASS ファイルは、kick を使用してレンダリングする、またはレンダー ファームでレンダリングするのに適しています。

重要:

Kick.exe は C:\ProgramData\Autodesk\ApplicationPlugins\MAXtoA_2024\bin にあります。ただし、コマンドラインからエラーなしで実行するには、kick.exe、ai.dll、および MAXtoA_Shaders.dll (これらの他に、使用する可能性のあるすべてのサードパーティ製シェーダ)を別のディレクトリにコピーしなければならない場合があります。そうしないと、3Ds Max の外部で実行できない特殊なアダプタ シェーダ MAXtoA_Adapter.dll によってエラー メッセージが表示されます。

Export メニューから .ASS を書き出す

ファイル メニューから .ASS に書き出すこともできます。File -> Export -> Export... を選択し、ファイルの種類のメニューから「Arnold Scene Source (.ASS)」を選択します。これにより、選択したオブジェクトのみを書き出すこともできます。

この方法で書き出したファイルは、プロシージャル オブジェクトで使用するのに適しています。レンダリング オプションが書き出されず、ジオメトリとシェーダのみが書き出されるためです。