コースティクス バルーン エフェクトのチュートリアル

上のシーンには、窓の外に浮かんでいるバルーンが含まれていて、部屋にバルーンの色が映っています。 このチュートリアルでは、窓から差し込む spot_light に接続されたゴボ ライト フィルタを使用して、このコースティクス バルーン エフェクトを作成します。バルーンに使用されるシェーディングの手順についても説明します。このチュートリアルについて、Slava Sych 氏に感謝いたします。

注:

シーン ファイルは、こちらからダウンロードできます。

ライティング

カメラを作成し、上のイメージのように窓の方に向けます。skydome_light を作成し、physical_sky をその color アトリビュートに接続します。

Skydome ライト

この例で使用されている skydome_light の設定は、次のとおりです。

Physical Sky

この例で使用されている physical_sky の設定は、次のとおりです。

skydome_light.窓ガラスが非表示になり、バルーンのシャドウが無効になります。

スポット ライト

この例で使用されている spot_light の設定は、次のとおりです。

バルーン シェイプの背後に配置された spot_light

ゴボ フィルタ

gobo フィルタを spot_light に接続します。

ノイズ シェーダ

この例で使用されている noise シェーダの設定は、次のとおりです。

エフェクトをさらに調整するには、noise シェーダの前に color_correct シェーダを挿入します。この場合は、saturation が 1.6 に調整されました。

spot_light の最終結果

gobo フィルタの最終結果

シェーディング

バルーン オブジェクトに standard_surface を割り当てて、名前を BalloonMat に変更します。

バルーン マテリアル

この例で使用されている Balloon マテリアルの設定は、次のとおりです。

layerRGBA シェーダを作成し、BalloonMatbase_color, subsurface_color および subsurface_radius に接続します。

LayerRGBA->aiBalloonMat

ColorJitter

この例で使用されている color_jitter シェーダの設定は、次のとおりです。

ユーティリティ

この例で使用されている Utility シェーダの設定は、次のとおりです。

バルーンの最終的なシェーディング ネットワーク